Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y) (新書y 227)

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  • 洋泉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862484826

感想・レビュー・書評

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  • 2009年に発売されたこの本。読んだ当時は正直ピンと来ていなかった。
    改めて読んでみて、今の社会が多大な影響を受け、爆発的に広まっていることを実感した。
    地震の際に、などと予言されたかのようなフレーズもあり、情報を持っておくことは生きるためにも必要だと感じた。このような新しいものを、自分自身が生み出すことはできないが、毛嫌いせずにどんどん利用すべきだなと思わせられた。

  • 第三章からが面白いと思った。ツイッターが社会に与えるインパクトは非常に大きい。メディアの機能→伝達、監視、議題設定→情報の受け手がその情報を議論する際の基礎知識、枠組みなどを作る。世論操作、第四の権力。
    マスメディアはツイッターの速報性に劣る分、不確かな0.5次情報をどう検証し信頼性を担保して1次情報とするか。
    アジェンダセッティングにおいて、既存メディアとネットでは相違がある。既存メディアは国家レベル、ネットは日常生活。この溝をツイッターがどう埋めるか。すなわち、ツイッターが既存メディアの足りない部分をどう補完するか。

  • 012072.

  • 「tsudaる」という言葉を初めて知った。Twitterを利用はしているけれども、フォローもフォロワー数も少ない私はまだまだTwitterを使いこなせていないようだ。

  • 今一度ツイッターの特性について理解し、その活用法について再考するためには良いと思った。一方でマスメディアの役割の変化の話などもあって、この辺はビジネス寄りというよりは、アカデミックに楽しむための本でもあるのかなとか。

  • 流石の津田大介さんの本とはいえ
    2009年という時代を感じた。

    それでも
    現在のソーシャルメディア情勢を予言されているあたりは流石といったところ。

    2012年となった現在の視点から
    津田大介さんの2009年当時の見解がどこまで当たっているかを考えながら読むと面白いと思います!

  • 著者がネット上では有名人の津田さんだから読んだ。しかしtwitterが社会に巻き起こした現象について述べているだけで独自の考察が少なかったイメージ。

  • 2009年の本とは思えない。Twitterが東日本大震災以降に果たした役割を予見している。

  • Twitterで有名になったジャーナリスト、津田大介さんのツイッター論。ま、ポイントは押さえてると思う。2009年末の本なので若干、古さは感じる。当時はまだ日本では普及の始まりだったから。

    最大の特徴はリアルタイム性であるという指摘は正しい。

    まあ発見があったかというと、どうかな・・・

  • ずっと読みたかったものをやっと読了。3年前の本なのか…!!Twitterの大枠をざっと掴むのにいいかも。Twitterの歴史は面白かったなー!日本では政治とTwitterについてが主だったけど、今書くならきっと自然災害が主な話題になるだろうな!あ、それが「動員の革命」?早く読まなきゃ。

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著者プロフィール

1973年、東京都生まれ。ジャーナリスト、メディア・アクティビスト、「ポリタス」編集長/「ポリタスTV」キャスター。著書に『情報戦争を生き抜く』『ウェブで政治を動かす! 』(ともに朝日新聞出版)など。

「2023年 『宗教右派とフェミニズム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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