絵画組成 絵具が語りはじめるとき

  • 武蔵野美術大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864631006

作品紹介・あらすじ

武蔵野美術大学油絵学科の授業が1冊に。

「絵画組成」とは素材研究であり工程であり技術と思考の融合である。
第1章では9人の教授による徹底的なアトリエでの個別指導を再現。第2章では「絵画は物質から成り立っている」ことを分析し、フレスコ、テンペラをはじめ、ヴェネツィア派以降17世紀のオランダ油彩技法まで、古典技法の研究を通じて各時代の絵画の構築と思考法を学ぶ。第3章はその実践編。小尾修、塩谷亮らがデッサン・油彩・混合技法等の制作過程を多数の図版で再現。初心者からプロまで使える技法書。

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著者プロフィール

一九五一年長崎県生まれ。国立ウィーン応用美術大学留学。武蔵野美術大学造形学部油絵学科教授。七五~七七年オーストリア国立ウィーン応用美術大学に在籍。ウィーン派の巨匠ウォルフガング・フッター教授の下でブリューゲルを中心に北方ルネサンスの混合技法を習得。八五~八六年、文化庁在外研修員としてイタリアに渡る。フィレンツェ市修復監督機関(ウフィツィ美術館)においてフラ・アンジェリコを中心にイタリア・ルネサンスの混合技法を学ぶ。故郷を喪失したものたちの回帰の旅の記録者であろうとする一連の作品を制作している。八七年安井賞(佳作賞受賞)。パブリックコレクション:神奈川県立近代美術館、東京オペラシティギャラリー、新潟市美術館、府中市美術館、平塚市美術館ほか。

「2019年 『絵画組成 絵具が語りはじめるとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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