敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法

著者 :
  • あさ出版
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本棚登録 : 1048
感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866670133

感想・レビュー・書評

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  • この手の本で「自己肯定感をあげるために、ありのままの自分を認めましょう」と言われても、「ありのままの自分を認めなければならない」と考えてしまい、完璧を求めて「今日もありのままの自分を認められなかった」って自己嫌悪に陥り、ちっとも自己肯定感が高まらない・・・という経験を実は何度もしてしまっていたのだが、この本は、そんなタイプの人間に対してもアドバイスが書かれており、それだけで十分信頼に値する本と思った。「3歩進んで2歩下がる」でいいんだって気がつけて、本当に読んでよかった。

  • 変な責任感でいろいろ引き受けてしまう。自分から手を挙げたのに、何で自分ばっかりしんどいの?って、身も心もぐったり。
    「NO」と「ヘルプ!」は逃げじゃない。抱えきれない量なら潔く手放して、他にできることに意識を向けようって考えれば怖くない。できること、得意な分野で活躍して、自己肯定感をあげて、より自分らしく生きられたら幸せ。今日は、その第一歩。
    そう思ったら、仕事に行く足取りもちょっと軽くなるかな。

  • 自分らしく生きるってなんだろう。

    「自己肯定感が低い人は、常に自分のダメなところを探す癖があります」「敏感すぎる人は、他人軸で生きているため、他者評価がすべてにおいて優先されます」「それにも関わらず、自己肯定感が低く、自分を責めてばかりいるため、仮に褒められることがあっても、それを~次々否定し続けます」

    自分にグサグサささる内容ですが、文章化されることで自分の考え方を客観視できました。敏感さは強みにもなる!もっと自分の好きなことをやろう!否定ありきで自分を見るのではなく、できない自分だって褒めてあげる。生きづらさからの脱却の糸口が見えたような気がします。

  • HSPの本を読みすぎて、あんまり新鮮さはなかったけれど、書かれている言葉に救われるなと思った。

  • 買ったタイミングではぐちぐちと考えることが多かったが、本を読んだ今のタイミングでは結構な部分の問題が改善されていたので、残念ながら前半部の自分に意識を向けるパートでは刺さる部分は少なかった。自分よりもかなり状態の悪い人が読むと効く本だったよう。(親にコントロールされていた、大失恋した、忘れられない失敗がある等)

    ただ、後半に関しては参考にしようと思える部分が多く、特に「わたしはわたし」と考え「嫌なことにNO」と言えるように、自己肯定を高く保つコツなどは参考になった。自分に意識を向けるパートで出てきた過去の問題を、感情の解放・許しを行き来することで解消する、というのも、自己肯定感が低くなってきたときには有効だろうと思う。
    何より、「自分のことを深く理解する」ということは大事と説いているこの本は、自分のことを卑下してしまう人にとって、最初の一歩となる行動の指針が増えるえる本ではないだろうか。

    心理学の言葉で、「事実は変えられないが、真実は変えられる」というものがあるらしい。自分の感情と向き合って、自分の中の真実を日々過ごしやすくなるようにしてあげたい。

  • パートナーの自己肯定感をあげるために。
    あてはまるところがとても沢山あったし、もっともだと思うのですが、相手にはあまり効果がないようでした。本人も自覚しながらも変えられないし、それもわかっている。
    あてはまる部分が多いということで評価。

  • 他の啓発本では自分を大事にしましょう、と落ちるところを、じゃあどうやって?ともう少し詳しく解説してくれている。
    ただ読んだだけではこの本の通りにはいかないことが予想される。基本として自分の頭に叩き込むのがまずは大事なように感じた。

  • 自己肯定感を高めたいと思い、試しに買って読んでみた。今まで自分自身と向き合ってこなかったことを実感させられた。それでも、この本を読み通して、自分の価値を認識し、読む前よりも前を向くことができたと思う。褒められても喜べない人や周りの人の目を気にしてしまう人にオススメです。

  • 時間をかけずにサラッと読める内容。
    過去に自分がマイナス思考で考えきたことや感じてきたことが、ぎゅっとまとめられた一冊だった。
    新しく学んだことは無かったが、言葉にできない気持ちを文字におこされていたので、覚えておきたいフレーズが多くあった。

    今まさに悩んでいる若い人よりも、ある程度モヤモヤが解決した大人が読むといいと思う。
    スッキリした。

著者プロフィール

2000年、プロカウンセラーとしてデビュー。以来、のべ1万5000本以上のカウンセリングをこなす。
2001年、国内最大級のカウンセリングサイト「カウンセリングサービス」の設立に寄与。以降、14年間にわたって、同サービスの企画・運営に従事した。2015年3月に独立を果たし、フリーのカウンセラー・講師・作家として活動をスタート。現在は東京・大阪を中心にセミナーやセッションを行うほか、不定期で名古屋・福岡・札幌・仙台・広島・那覇などにも活動の幅を広げている。パートナーシップとライフワークという2つのテーマを掲げ、恋愛・結婚・夫婦の問題や、職場の人間関係、さらには家族や子育てなどあらゆる問題を幅広く扱っている。主な著書に『人のために頑張りすぎて疲れた時に読む本』(大和書房)、『いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『つい他人と比べてしまうあなたが嫉妬心とうまく付き合う本』(学研プラス)など多数。

「2022年 『兄弟姉妹の心理学 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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