給食室のいちにち

著者 :
  • 少年写真新聞社
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感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784879817600

感想・レビュー・書評

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  • 給食が、どうやって作られているのかがわかって、おもしろかった。
    調理員さんたちは、いろんなことに気を配っている。たとえば、手の指だけではなくて、片づけの後に床まで消毒する。思っていたよりも、すごく細かいところまで注意して、給食を作ってくれている。
    それから、耳が聞こえない調理員さんとか、元消防士さんとか、いろんな人が作っているのもおもしろい。元消防士さんが食缶を2個いっぺんに運んでいるのがすごかった。ぼくには絶対無理!
    ぼくは給食が好きだし、ワゴンを返しに行ったときに調理員さんと会うこともあるけど、全然話さないから、読んでよかったと思う。
    調理員さんたちは、ぼくの気付かないところでも、がんばってくれている。(小6)

  • 給食が出来上がるまでに、こんなに時間と労力がかかっているなんて、自分には面倒で無理だと思いました(笑)
    子どもたちの通う小学校と、生徒数も給食スタッフの数も同程度だったのでイメージしやすく、ご苦労さまですと言いたくなります。
    子どもたちは、「これ給食室にあったよ!!」と大きな鍋の絵を眺めていたので、どのように使われているかがわかってよかったと思いました。
    少食で好き嫌いもある子どもたちですが、できるだけ給食を残さず食べようと思ってもらえたらいいな。

  • 一年生課題図書。数冊のうちから娘が選びました。初読書感想文。ここまできっちり作って下さってなお、食中毒や異物混入が起こる怖さ。安全な給食を提供して下さっている皆さんに感謝です。

  • タイトル通り、給食室の一日。明るい雰囲気のイラストでとても細かく描かれている。その分、大人数への読み聞かせには不向きだけど、給食室が設置されている学校の子どもたちにはじっくり読んでもらいたい。とにかく大人数の食事を作って…だけではなく、どれだけ衛生面等に配慮しながら作ってくれているか、も分かる。全ての学校で全く同じ工程ではないのかもしれないけど、ぜひとも学校図書館には置きたい一冊。

  • 体験入学で日本の小学校に通い、給食を食べている我が子にぴったり!と思い図書館で見つけて借りました。
    すみからすみまで熱心に読んでいて、より給食が楽しめそうです。
    私もまた給食を食べたい!!

  • 絵が可愛らしく、分かりやすい絵で子供(4歳)の読み聞かせで大人気でした。
    料理をどう作るのか、大人数でどう分担と協力するのか、どんな流れで進めていくのか。内容もわかりやすく、「はたらくってなに?」のイメージもつきやすいかと思います。

  • 2023年の「図書館員がえらぶ 選書センター大賞」になったとのこと。今年の7月に絵本のランキングで1位になっていたのを見つけて気になっていた本です。なにげない日常を作ってくれる人たちにスポットを当てた優しさが溢れてくる本です。この絵本の最後のページに『2020年春からの新型コロナウィルス感染症の広がりとその予防のために、食事中も人と距離をとって、会話を控えることが求められるようになってしまいましたが、本作は「対面で会話しながら食事を楽しむ」給食の本来のありかたを、その日常が一日も早くもどりますように、願いを込めて描いています。(編集部)』と書いてあります。その願いが作り出した温かさを楽しみました。幸せを信じれる絵本です。がんばれ給食室のメンバー!

  • 絵本の着眼点として、給食室を選ぶのは面白い。
    給食調理員の母、絶賛。

  • アレルギー対応食の有無など
    学校によって細かい違いや
    補足すべき点はあるとは思いますが、
    給食指導には最適な本かと思います。

  • 小学校の給食室の一日を追う。早くこの絵本のように、対面でお話しながら給食が食べられるようになってほしい。

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著者プロフィール

児童文学作家。福岡県在住。
創作からノンフィクションまで幅広く手がける。本書は国立病院の給食室に勤務する経験をいかした初めての作品。
著書に、主な作品に『ぼくのわがまま電池』『うちの屋台にきてみんしゃい』(共に岩崎書店)、『きっと泳げるよ、カバのモモちゃん』(汐文社)、『どんぐり銀行は森の中』『弓を引く少年』(共に国土社)、『東京駅をつくった男』(くもん出版)など多数ある。
本書は国立病院の給食室に勤務する経験をいかした初めての作品。

「2022年 『給食室のいちにち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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