ブルンミとななつのふうせん

  • 風濤社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892192517

感想・レビュー・書評

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  • ふうせんはいつかわれるものよ。

    そうだよなー、ふうせんはいつかわれるもの。
    物はいつか別れるもの。
    でも、お別れするまでの間楽しかったから、それでいいんだよ。
    アンニパンニは優しいお姉さん。

  • 我が家へ最初にきてくれた「ブルンミとアンニパンニ」シリーズ!

    これが最新作?
    前作までとは装丁(デザイン?)が異なるんだけど、これはこれでよし。
    アンニパンニからもらった7つの風船、次々に割れたりしてなくなって
    しまうんだけど、アンニパンニは
    「風船はいつかなくなるものよ」
    と一言・・・。

    この一言にグッときます。

    ちょっとした引き算練習にもいいかも、小さい子どもさんの。
    あと色の認識確認というかにも。

  • 雨降りのお話だったので、一応梅雨どきの夏に。
    雨降りでゆううつな気分だったブルンミは
    アンニパンニちゃんから7つの色の風船をもらいました。
    とてもうれしくなり、風船を持っておでかけすると、
    あちらでパン、こちらでパン。次々割ってしまい、
    結局一つも残りませんでした。
    雨も降るし、風船もなくなるし…やっぱりついてない日なんだ…と
    落ち込むブルンミでしたが、雨があがって空を見ると…。

    気持ちの持ち方で、いくらでも楽しい気持ちになれるんだよと
    いうことがわかるようなお話です。
    小さめの絵本ですが、とても読みやすいです。

  • ブルンミが曇った空を見上げています。




    ―なんか かなしい そらだなぁ きょうは!




    そこへ仲良しのアンニパンニがやってきて、




    ななつのふうせんを プレゼントしてくれました。




    ブルンミは うれしくて 何もいえません。










    ―ともだちにも みせよう!




    ブルンミは ふうせんを持って でかけます。





    ところが、柵や野バラの棘ににひっかかったり、




    転んだりして、割れてしまった ふうせん。




    ブルンミは かなしくなりました。




    でも、きれいな 赤いふうせんが残りました。




    これは きをつけて きをつけて もっていこう!










    気をつけて気をつけて歩いていると、うさぎに出会いました。




    ―なんて きれいな ふうせんだろう!




    ずっとこんなのが欲しかったと ため息をつく うさぎ。




    ブルンミはうさぎが かわいそうになって、




    最後に残った赤いふうせんを あげてしまいました。








    家に帰って話すと、アンニパンニは




    ―ざんねんだったわね でも ふうせんは 

     

    いつか なくなるものよ。




    と言いました。










    雨も降り出し、落ち込むブルンミ。




    ―やっぱり きょうは ついてないひなんだ。










    ようやく雨がやんだ時・・・・・













    ―ブルンミは びっくりしてさけびました。


    そうか きょうは すばらしいひだったんだね!




  • 大好きなブルンミシリーズ!
    ただこのお話は立て続けにふうせんが割れてしまう事が悲しくて、読み返す事なくおわってしまいました。カラフルなふうせんがかわゆくていい本なんだけどな〜。(3歳0ヶ月)

  • 風船が次々と割れてしまうんです。ちょっとさびしい。

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著者プロフィール

1937年ハンガリーのブダペスト生まれ。国立人形劇場のスタッフとして働いた後、絵本作家に。その作品は世界中の子供たちに、ずっと愛され続けている。主な作品に『ラチとらいおん』『ボリボン』(福音館書店)、〈ブルンミとアンニパンニ〉シリーズ、〈キップコップ〉シリーズ、『ぼくとおにいちゃん』『のりものにのって』『きのうきょうあした』(風濤社)など。


「2017年 『とんとん だあれ?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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