頭の回転が50倍速くなる脳の作り方

著者 :
  • フォレスト出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894512641

感想・レビュー・書評

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  • ■目的
    苫米地さんの著書2冊目。頭の回転を速くする方法を学ぶ。


    ■本の内容・特徴
    「脳は知っているものしか認識できない」。抽象度が高い思考ができると「知らないモノも認識できるようになる」。
    脳を鍛えても頭は良くならない。「いかに触れられない世界を自分の体で触っているかのように感じ、操作できるか」がポイントとなる。その方法と解説。
    ?リラックス状態を簡単につくるトレーニング
    ?抽象度を上げるトレーニング
    ?共感覚をつくるトレーニング


    ■感想
    この本でも速読について触れられていましたが、今勉強中のフォトリーディングと重なる部分がありました。ということは脳機能学からもフォトリーディングは有効だということでしょうね。

  •  「なるほど脳の動かし方がわかる。」と感じた。

  • 具体から 曖昧 具体が 役に立ちます。
    最後のダビンチのあたりが、役に立ちます。

  • ◆著者はオウム真理教信者の脱洗脳を手がけたことで有名。フォトリーディングと共通するような考え方が紹介されていて、リラックスして集中するとき、最も高い能力が発揮できるという。本を読むときはページを写し撮るように読むことを推奨している。また、外国語の習得方法については、抽象度を高めて日本語脳を活性化させずに理解する、というもの。

    ◇その世界をまるで今、目の前にある世界のように手で触れ、舌で味わい、身体で感じることができ、さらに操作できるのがIQ

    ◇今まで体感したことや学んだことを、きちんと抽象化できていれば新しい学習が圧倒的な速さでできるようになる

    ◇IQの高い「新しい脳」をつくる最初のステップ?リラックス状態をつくる?コンセントレーション?超並列脳をつくる

    ◇本の全体を一気に読むほうが、抽象化された認識(ゲシュタルト)を生成しやすく、理解を深めやすい

  • 【要旨】
     人生をより良くするため、効率的に学習したい。そこで、最先端の脳機能科学に裏打ちされた“学習”の方法を紹介する。
     目指すべき頭の良さとは抽象的な思考力である。脳は“鍛えて”も頭がよくならない。“新しい脳”を作ることが重要。しかしながら、そこで一つ弊害がある。クリティカルエイジ(機能の発達年齢の限界)である。これを克服してやる必要がある。
     たとえば、英語であれば、日本語と別の脳を作る必要性があるため、「日本語脳を活性化させない」ことが重要である。加えて、抽象的にみると“言語”能力は既に身につけているため、英語のバリエーションに慣れればよい。その有効な方法は、「次(に来る単語)を予想しながら聞く」のがよい。さらに、抽象思考がこの学習効果を加速させる。
     また、脳力を高め、効率的に学習するためには、1.リラックスした状態を作る/2.集中状態を作る/3.脳を無意識の状態にさせる(学習に向いている)とよい。
     最後に新しい脳を作るためには、リラックス状態を簡単に作れるトレーニング、抽象度を上げるトレーニング、共感覚をつくるトレーニング(ひとつの感覚神経でなく、たとえば、視覚・触覚・嗅覚など複数の感覚で把握する) をするとよい。

    【感想】
     本書は「物知り博士」になるための本ではなく、ファンダメンタルな頭の良さを手に入れるための指針を与えてくれる。特に英語学習については、ぜひ参考にしたい。著者は機能的に“新しい脳”と言っているが、物理的に考えても、そこに新しい脳神経の回路が出来上がっていくのではないかと思う。そう考えたら、非常に理に叶っていると思えた。

    【目次】
    第1章 脳を鍛えても頭は良くならない!
    第2章 なぜ、大人になってから外国語を学ぶと上達が遅いのか?
    第3章 ようこそダ・ヴィンチ・プログラムの世界へ
    第4章 あなたの能力を50倍にする基本ステップ
    第5章 どんな試験でも最速で合格する脳のつくり方
    第6章 最速で目標達成する「新しい脳」のつくり方

  • 浅草キッドの水道橋博士のインターネット番組で、「この人面白い!」と思ったので購入。この人自身は、脳機能学者である。

    まず、その経歴がすごい。フルブライトの奨学金をもらってYaleの大学院にいくも、「脳科学ではカーネギーメロンがトップだから」という理由で博士課程は、カーネギーメロンへ。

    浅草キッドと共演している番組を見たのだけれど、「トップの大学院にしか行きたくないんだもん」という感じ。うーん、すごくぶっ飛んでる。

    無事カーネギーで博士号を取得。そして、20代でHarvardの医学部の教授に誘われる。しかし、オウムの脱洗脳に関わるために日本に帰国し、一連のオウムの犯人達の「マインドコントロール」を解くことに成功する。

    肝心の本の内容なのだけれど、残念ながら薄かった。たとえば、IQの高い人は思考の抽象度が高い人であると定義するものの、それを上げるための具体的な方法論が効果的でないものばかり。

    正直言って、時間を無駄にした気がした。

    彼自身のキャラクターは面白いし、学者としても優秀なようなのであるが、この本に対する情熱は非常に薄かったように思う。

  • 試してみたい。

    いろんなことに挑戦できそうだもん!

  • 効率のよい学習方法について記されている

  • 実際に頭の回転を速めるためのノウハウ本です。「脳の抽象度が高いのがIQの高い脳」。

  • 50倍はウソだ。
    だけど。

    一回目に読んだときは意味不明!って感じてまったく頭に入らなかったが。
    二回目に読んだら結構オモシロいと思った。
    脳力をあげて効率アップを望めると思う。

    脳力を引き出す上で使えそうなメソッドを以下にメモ。オモシロい。

    ・リラックス状態を作る。

    ・英語を読むとき、次の語を予想しながら読む。

    ・脳にものを覚えさせるには、一度間違えてから、
    正しい情報を入れるとそのやり取りごと覚える。

    ・トリガーとアンカーとして何かをするときに行動を合わせると
    脳から情報の出し入れが容易になる。

    ・抽象化する
    ?目の前にあるもの全てに説明や解釈を重ねる。

    ?一度目をつぶって、目を開けた瞬間に
    さっきの説明・解釈全てが目に飛び込んでくるようにする。

    ? ??を繰り返す。

    これでIQアップトレーニングになるとのこと。

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

苫米地英人の作品

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