- Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
- / ISBN・EAN: 9784898150641
感想・レビュー・書評
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宮崎あおいちゃん主演で映画化された作品。
あの三億円事件の犯人は女子高生だった!?
信じずにはいられないような
緻密な計画には拍手です。
淡い恋心が起こした事件・・・
謎に包まれた未解決事件が題材だからこそ
また素敵なんだろうなぁ〜詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あの三億円事件の犯人は女子高生?!
これはもう決まりです。
作者(中原みすず)は「府中三億円強奪事件」の犯人に違いありません!
文中で語られる緻密な計画と繊細な情景描写は当事者(犯人)以外に知りえないはずです。
しかも作者の本名は非公開ときたら、否が応でもその信憑性が高まろうというものです。
まあ、こんなことばかりに焦点を当てていたら、そのへんの噂好きのオバチャンと変わりがありませんね (^^ゞ
宮崎あおい主演で2006年に映画化。
映画の内容もさることながら60年代後半のけだるい様子を見事に再現していることにいたく驚かされます。
学園紛争の雰囲気やジャズ喫茶のセット。ストリーでは必須の当時の車両やバイク。
昭和を生きた人間だけが感じることのできる臭いってヤツを目にすることができるだけでも、観る価値があるんじゃないかってくらい。
それとも団塊の世代のおとうさんたちの目は宮崎あおいにクギ付けだったりしたのかしら?
映画評価は日本犯罪史上最大のミステリーに敬意を評し★★★ -
3億円事件の犯人が衝撃告白。
こうして事件は起こった!!!
これ読んでから映画見ました。
評価はともかく、やはり宮崎あおいはかわいい♪ -
嘘か本当かこむずかしく考えず読む。
青春だ。 -
2008/6 読了
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なんか意外とあっさりしてるというか。さっぱりした小説でした。
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「心の傷に決して時効がないから」
少女の恋は、昭和史に残る未解決事件を生み出し、消えていく。
ひたむきな初恋が、きっとこの物語の全て。 -
少年が、少女が
何かを捨てて大人になるとしたら、
それは未来や過去ではない。
むしろ
彼らは未来と過去を手に入れて
大人になるのだ。
想い出という過去と
責任という未来を。
その時失われるもの
それは青春という名の
現在だ。
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<poka>
1968年12月10日に起きた府中三億円事件の「実行犯」だったという著者の告白というか回想、または恋愛小説。
ほんとうに中原みすずが犯人で、事件の真相もこの小説どおりだったら
いいなあと思いました。
<だいこんまる>
もっともっと詳しく書いて欲しかったと思います。
書いてないところが多すぎると感じましたが、
それがほんとっぽくってよかった。
みすずさんは今どうしているんだろう?
幸せになっているといいなぁ。 -
切ない