読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング (Nanaブックス)
- ナナ・コーポレート・コミュニケーション (2008年12月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901491846
感想・レビュー・書評
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・一元化すれば必ずある。
-物を全部同じ箱に入れておく。そうすれば「この中になかったら絶対無い」という考えになる。
・読書はアウトプット前提。人に教えると自分も覚えるのと同じ。
-基本は「抜き書き+自分の感想」
☆自分がその本のどこに共感し、どう考えたかが一番大事。自分の心が動いたところ!
①自分にとって重要な情報。
②そこで発生した自分の考え。
・読書もラジオ体操のハンコと同じフィニッシュ感が大事。
・サーチ読みで緩急をつける。
・〇を引用文☆を考え1セット。
☆抜き書きするのは「わかるわかる」ではなく、「言われてみればそうだ」の部分。そこに新しい知見がある。
・人は講演したり書いたりするからより高度に自分も「知る」ことが出来る。そうすると体験的な知識となる。
・難しい本を読むときはジャンルの同じで簡単な本で「外堀を埋める。」
・空間が言葉の感じ方を左右する。
・買う→読む→読書ノート待ち→読書ノート作成→収納or廃棄。
自分の読書法が間違っていなかったと証明してくれた一冊。
部屋の様々なところに本を置く、引用文+感想、読書ノート待ちの本もOKなどなど、今まで2年以上僕が実践してきたやり方と同じでした。
おかげで、自分の読書法に迷いが無くなり、自信にもつながりました。これからも読書し続けるとともに、更に自身の読書論も改良を加えていきます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これまで、せっかく本を読んでも、後になると本のどの部分が響いたのか思い出せないことが多くて、読書体験をもっと豊かなものにしたいと思って読んでみた。
本書で紹介されているインストール・リーディング(確実に自分のものにする技術)は
「①探す②買う③読む④記録する⑤活用する」の5ステップ。
読書体験は本を探すところから始まっている。
今までは書店や図書館の棚をブラブラ回ってなんとなく探していたが、あらかじめ作成した探書リストに基づいて本を選ぶことで、主体的に探せそうだと感じた。
「印象的なフレーズや本のタイトルなど、日頃気になったことはすべて一冊のノートに書き溜めておく。必要ないと思ってもあとから気になってくるケースはいくらでもある。」との指摘に心当たりがあった。
ケータイやメモ帳に思いつきをメモしても、どこにメモしたか見失うことが多々あるので、「一箇所に」を意識しておこう。
「新書はいちばん手軽に知識を得ることができるツール」とのこと。
ビジネス本、流行色が強いイメージだったけど、全く初めてのテーマを読む際の入り口にいいかもしれない。
新書は「【レーベル名+通し番号】があればタイトルや著者名は不要」ということを初めて知った。並び方のルールがよく分からず、探すのに苦労していたのはそういうことか。納得。
今の自分にとって難解な本を読む際、「本の最初の半分を一旦読書ノートに書いて、まとめ作業をしてから残りの半分を読めば、ずっと理解しやすい」という作戦も試してみよう。
今までは離脱して本棚に眠らせてしまったものも読めるかもと希望が出てきた。
本を読むことで何がゴールになるか。ひとつには自分の考えを広く深くしていくこと。読みながら浮かぶ感覚を読書ノートを書くことで言語化し、解像度を上げていけそうだと思った。 -
古い本なので、すごく参考になった!感はなかった。
例えば、雑誌はかさばるので読みたいところだけちぎって読むことで軽量化できるなど。これはこれで面白いけど。
P 98 読書ノートとは最低限、書いた日付・本のタイトル・著者名を書く。
プラスαで、自分にとって重要な内容(引用)・その本で発生した自分の考え(感想)
P90 空白や頻度の低下でやる気が失われる。なので一言でも証を残しておいてフィニッシュ感を演出すると充実した感覚を覚える。
P166 雑誌の定期購読は、いわば定期的に多角的な視点を呼び戻すための仕組みなのです。 -
前著、「情報」は1冊の~に続けて一気読み。
少し前著とかぶる部分が多いのは仕方ないが、読書にフォーカスをあてて具体的に最低限何を書けば良いかが学べて良かった。
読書ノートを書く前提で読むことで
・緩急をつけて速読できる。
・チェックしながら読む。
・記憶と記録に残る。
・自分の反応を重視できる(?)
・自然と理解するまで再読する。 -
最近、10年ぶりくらいに再読した。今読んでも、内容は全然古くない。特に、印象に残った文と、それに対する自分の感想を、ノートに残していく、という部分が、本書の読書法の肝である、と改めて感じた。しかし、当時は、ノートに残すというのが面倒で、実践できなかった。読書に限らず、学んだことを形にし、思考することは重要だと思った。自分の読書を振り返ってみたい人におすすめです。
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本文抜粋と自分の感想を交互に書いていく「ねぎま式」は役立ちそうだと感じた。今まで見た読書ノートの中で、情報へのアクセスしやすさは上位だと思う。
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読みたい本を見つける方法
ブックガイド
本屋レジ近くの出版社PR雑誌
日曜の書評(新聞)
読書後のアウトプット方法
百科事典で調べる
書評を書く(書き手に依る情報は地の文、本からの情報はカッコの中と分ける)
デジタル字引をつける
読みたい本をリストに書く際、出版社名は講談社KD・集英社SE・新潮社SCと略字で書く。
本を読む時はタイマーを使い、時間を測りながら読む。
TV・ラジオを聞くときに気になったことをメモする習慣をつける。
相手の言葉を耳で聞くのではなく、相手の言葉に心を寄せてあげる
人生の大先輩であるお年寄りからは、学ぶべきことがとても多い -
この本の言ってることをヒントにして、一冊のノートに日記、重要事項、パスワード、などを時系列に記していくことをしています。参考になりました。
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1冊のノートを使って本を読んだら読んだだけ確実にリターンを得ることができる読書術が書かれている。
読んだから読書ノートを作るのではなく、読書ノートを作るから読む!というアプローチが有効だと思えた。
読書ノートのつけかたの具体例がたくさんあったので、あとで何度も見返したい内容だった。この本の完全版もあり、読んでみたら90%ぐらい同じ内容に感じたので、完全版を買うのがGoodです。