アバター [初回生産限定] [DVD]

監督 : ジェームズ・キャメロン 
出演 : サム・ワーシントン  ゾーイ・サルダナ  シガーニー・ウィーバー  スティーヴン・ラング  ミシェル・ロドリゲス 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
3.72
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本棚登録 : 2605
感想 : 552
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142775429

感想・レビュー・書評

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  • 当時からかなりCGがすごくて脚本もいいということだったけど、やっと観ました。いいですね。大地と会話し、命の交換をしながら生きていく森の人。そして、地球の人。最後は、ハッピーエンドで終わって何より。

  • 映像が綺麗。

  • ジェームズ・キャメロンはヒットメーカーね……というのが第一の感想。映像のすごさに関してはいたるところで言及があるのですが、これだけVFXを駆使した作品ともなると、役者さんを用いた撮影中には映像が未完成なので、役者さんは自分の今いる世界や相手の様子を正確にイメージできない状態で演技をしているわけで、それもまたすごいことなのですよねえ。映像スタッフのみならず役者さんの想像力もすごい。

    ストーリーは単純かつ王道で、小さい子など夢中になって見るのではないか。映像も音楽も美しいですし、神秘的で魔術的ですらある自然と宇宙人、ロボットや戦闘機まで出てきて、SFと古典的ファンタジー、ロボットアニメにイニシエーションの物語、そして恋愛とイデオロギーの対立の物語と、とにかく要素がてんこ盛りですから、大人数で見ても安心。エッチなシーンもないからさらに安全!(笑)

    ただすごい映像技術には代償もあって、何十年も経ってから見ると、技術の粗が見えてしまうのですね。さすがにここまで美しいと、そんなことはないのでは……? とも思うのですが、『キング・コング』が最初に放映された時にも当時の人々は同じように思っていたはずなのですよね。今みると笑えるんですけど、当時の人は絶対に真顔で見ていたと思う。本作クラスの映画がのちに笑える作品になるかどうかは実際に何十年か経過しないとわからないわけですが、そうならないことを祈りつつ、とりあえず2010年代においてはすごい映像美だったぞ。見ごたえのある映像でしたぞ。

    ※追記
    さすがにブクログを利用されている方は大人の方が多いですから、辛口レビューが多いのですけれども、本作はたぶん子ども向けだと思うのですよね。すでにいろいろな方が言及されている通り、大人には既視感のあるシーンも多く、たぶん明確にパロディのつもりで盛り込まれたものが多々あると思われます。大人はパロディの部分で記憶をほじくり返しつつ、劇場には子連れできてね! おうちでも子どもと見てね! ホームパーティで上映してくれてもいいし、子どもにかまってばかりおれないんじゃあ、という忙しいおうちの方も活用してね! という映画だと思うので、ストーリーに関しては甘めに評価しておくのが本作の楽しみ方のような気もしました。基本的に娯楽大作を多く手掛ける監督ですし、映画に重厚感を求めている監督ではないと思われますしね。

  • ポカホンタスとかラスト・サムライの系列のベタな映画。自然を大事にする未開の原住民に共感し、自分の出身母体を裏切って戦う主人公。原住民ナヴィ族の思想はニューエイジ的。地球人はナヴィの聖地に眠る鉱物を強奪しようとするカネの亡者。あまりにも分かりやすく陳腐な設定で、人物にも全く奥行きが感じられない。ただ、人間が安全なとこでサンドイッチ食べながら機器を操作して攻撃する画はイラク戦争を思わせて中々よかった。
    3Dで観ていないが、それでもCGの凄さはわかった。それにしてもナヴィ族の姿形とか思想とか、あまりに地球人に似すぎだろ!龍みたいなやつは一生に一匹みたいなこと言ってたのに何で赤いのに乗り換えられるんだ!とか突っ込み所は満載。
    つい観てしまったが2度目はないな。

  • 人はいつの世も花を摘む。

    だが、植えるのも人だ。

  • 旧時代的なストーリーと相まって、異世界転生ものアニメみたいな気持ち悪さや空疎感を感じてしまう映画だった。毛嫌いしすぎか。
    もののけ姫とは違い寝返る人間は少なくそれも大半死ぬというのは色々と皮肉めいている。結局資本主義と自然保護はどこまでいっても相容れないということか。
    母と男以外全て喪い、新しい相棒も何度もぶっ刺された挙句最後は重石になってヒロインを苦しめる側に回るとか、ヒロインの扱いがかなり可哀想。

  • 2016年10月頃鑑賞。

    映像はきれいだった。

  • 2009年。この映画の公開前の宣伝を見て観る事はないだろうと思いました。さらに映画のポスターで拒絶反応で一杯になりました。それはアバター役のヒロインが神田うのに似ている。彼女には何の罪もありません。ただ私が生理的に受付ないだけです。映画の内容に関わらず観たくない。そのヒロイン役の格好をして映画の宣伝をした神田うのを見てその気持ちが完璧になりました。

    私の気持ちとは別にこの映画は高い評価を受けてます。映画には罪はありません。思い切って観てみる事にしました。
    侵略しようとする国があって、その国の住人に溶け込む。そこでその住人や国に惹かれる。と同時にその国は悪くない。悪いのは自分の国だった。やがて自分の国が攻めてきた。その国を守る為に自分の国と戦う。的なよくあるストーリー。それが国や人でなく、星や異星人に変わっただけ。

    話そのものは単純かもしれませんが、とにかく映像が綺麗でした。映画館の大きなスクリーンで観たいと思いました。映像の美しさに引き込まれて話なんかどうでも良いかって気にさせる映画でした。

  • 22世紀、人類は地球から遠く離れたパンドラで<アバター計画>に着手していた。この星の先住民ナヴィと人間のDNAを組み合わせた肉体<アバター>を創ることで、有毒な大気の問題をクリアし、莫大な利益をもたらす鉱物を採掘しようというのだ。この計画に参加した元兵士ジェイクは車椅子の身だったが、<アバター>を得て体の自由を取り戻す。パンドラの地に降り立ち、ナヴィの族長の娘ネイティリと恋に落ちるジェイク。しかし彼はパンドラの生命を脅かす任務に疑問を抱き、この星の運命を決する選択を強いられていく……。

  • 2度目の鑑賞。
    1度目でも感じたけれど、2度目は更に「もののけ姫」を感じた。

    白いふわふわ≒こだま
    ジェイク≒アシタカ
    ネイティリ≒サン
    エイワ≒ししがみさま

    と結構すんなり置き換えらると思う。

    とはいっても、「もののけ姫」を自然保護を声高に謳っているかのような解釈で描いているところはどうも受け付けることができない。
    結末も全く異なっている。

    設定、世界観はSF的でとてもおもしろいし独自性もあるのだが、わかりやすく道徳的な訓戒を垂れているところは興ざめである。

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著者プロフィール

1954年、カナダのオンタリオ州カプスケイシング生まれ。カリフォルニア州立大学フラトン校中退後の1978年、友人と共に35ミリの短編SF『Xenogenesis』を制作。ロジャー・コーマンのニューワールド・ピクチャーズで低予算映画の美術や視覚効果に関わったのち、初長編『殺人魚フライングキラー』を監督するが撮影途中で降板。『ターミネーター』(1984)で本格デビューを飾り、続く『エイリアン2』(1986)でヒットメーカーとして定着する。以後『ターミネーター2』(1991)、『タイタニック』(1997)、『アバター』(2009)など大ヒット作を連発。デジタル3Dなど映像技術の開発にも積極的に取り組んでいる。現在『アバター2』制作中。

「2021年 『テック・ノワール ジェームズ・キャメロン コンセプトアート集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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