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- / ISBN・EAN: 4907953036420
感想・レビュー・書評
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音楽は魂だ 精神なんだ
観終わったら速攻ピアノ弾いた詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原題: THE CONCERT
政治的背景には軽〜くタッチして、主にオーケストラでの調和と良質な音に焦点を当てたストーリー。やっぱりいいなぁ、久々に生でクラシックのコンサート見たくなったよ。 -
最近では音楽系の映画や食が絡む映画を楽しみ始め、買いあさっている。どちらとも心が豊かになれるような作品が多く、どんな結末に?ではなくどんなハッピーエンドを?が楽しみになっている。
元ボリショイオーケストラの天才指揮者が今ではボリショイの清掃員。そして昔の仲間を集め、パリのシャトレ座で公演しようというのだから、「ミッションインポッシブル」のような緻密な工作が始まるのかと思いきや、まぁ~細かなことは気にしないコメディ映画となっています。
「オーケストラ!」
https://www.youtube.com/watch?v=W-PLrkT2cVU
この冒頭の下手なチャイコフスキー!親父のクラシック趣味につき合わされた僕ですらもわかるくらいにグダグダ。ヒロインのアンヌ=マリー・ジャケのバイオリンの音色がかつての仲間…アンヌの母でもある仲間の音色とダブったのか誰もがコンサート中でもあるにかかわらず聞きほれる。そしてオーケストラがかつての栄光を取り戻す。
それにしてもアンヌ演じるメラニー・ロランが圧巻!普通であればこういった作品の場合は楽器の手元はプロの演奏家の手を使うのですがご自身の猛特訓でぴたりと合わせてきてるからすごい!
「惚れたわ!」もともと持っていた彼女の作品を見直し、さらに3作品ほど購入してじっくりと演技に魅入っています! -
感動はできなかった。チャイコフスキーを規制していた時代にその為にあれされた女の娘の為に頑張る主人公と意志を同じくする元オーケストラ団員、という軸が軽くするためのコメディ描写の為にずれてしまい、それも軽妙なロシア文学的な語り口で好印象ではあるのだけれど印象に残らなかった。軽すぎで主人公の説得力弱すぎかな。ストーリー展開が軽さを求めすぎた感。所々散らばるメッセージはよかった。
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偽のオーケストラを結成してパリで公演しちゃおうというお話。すべてがしっちゃかめっちゃかでこれはどうなっちゃうのかなと心配でしたが、最後の演奏シーンがあまりにもすばらしくて、それまでのごたごたはどうでもよくなっちゃいました。いい音楽はすべてを忘れさせてくれます。
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替え玉のオーケストラが演奏旅行をするというむちゃくちゃな設定は、コメディとしてそれなりに楽しめます。この無謀な話がトントン進んでしまうものだからおかしい。パスポート偽造とか簡単にできんのかい?と思いますが、怠惰でいい加減なロシア人の国民性を見るよう。
「バイオリン協奏曲」は出だしのバラバラな演奏と、クライマックスの見事な演奏とのギャップが凄かったな。クラシック音楽のことはよくわかりませんけど、技巧的で難しい曲みたいですね。正直、ドラマの部分はどうでもよかったです。 -
面白かった。
芸術が惹きつける魅力って素敵。 -
こんなバカな話が現実にあるわけないです。
わかっているけれど、
それでも、ロシアの圧政に苦しんだ人たちの
残された希望に、笑い、涙するわけです。
映画って、こういう夢を見せてくれるもので
いいと私は思っております。