朝井さんの後味が悪くない作品、珍しい。

2019年7月11日

読書状況 読み終わった [2019年7月11日]

面白かった。
他者の言葉を交互に表し、一体化していく朝井節は健在。すぐに、1章に戻って読み返したくなるような仕掛けもさすが。他の「螺旋プロジェクト」も併せて読みたい。

2019年7月11日

読書状況 読み終わった [2019年7月11日]

お金はもちろん予約でいっぱいになると本当に嬉しい。「あっ、私、求められてる」って実感できる。
「幸せ」という像に反発するようにエンコーの数が増えた。…フツーの恋愛はもうできない。

2019年3月5日

読書状況 読み終わった [2019年3月5日]

今はまだ、何者でもない。何者かになりたい。苦しい。

2019年3月5日

読書状況 読み終わった [2019年3月5日]

実際のわいせつ事件を基にした小説。は被害者・美咲の生い立ちを丁寧に追っているため、読後に作中でも現実世界でも溢れかえった「被害者は勘違い女だ」という批判はできないだろう。
客観的な立場から表面だけを見ている読者を、適切に「考える」ところまで引き摺り下ろしている。これは、ルポルタージュでも完全なフィクションでもないこの作品だからこそ成功していると言える。

2018年10月26日

読書状況 読み終わった [2018年10月26日]

不安定なですます調の語り、終盤になってタイトルの意味とともにメタ構造の作品なのだとわかる。ロリコン暴力小説と片付けてしまうのはあまりに乱暴。

2018年7月4日

読書状況 読み終わった [2018年7月4日]

ナチュラルにユーモアを混ぜてきてクスッとしてしまう。

2018年5月30日

読書状況 読み終わった [2018年5月30日]

伏線も構成も完璧だった。それでいて、しっかりとした結末には涙がこぼれそうだった。

2018年3月12日

読書状況 読み終わった [2018年3月12日]

ストーリーはもちろん、文章そのものが洗練されていて非常に面白い。語り手による不自然なほどの綿密な情景や心情描写に視点のカメラワークの自由さを感じた。

2018年2月18日

読書状況 読み終わった [2018年2月18日]

激しいモチーフと対称的に、静かな詩的表現が美しい。パイナップル、飛行機、虫、黒い鳥、それぞれが何を表しているのだろう。

2018年1月14日

読書状況 読み終わった [2018年1月14日]
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