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夏のロケット (文春文庫 か 28-1)
- 川端裕人
- 文藝春秋 / 2002年5月10日発売
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面白かった。無性にSF心をくすぐられる小説だった。てか俺はディープなSFの人じゃないけど、ひたむきに宇宙を目指すその心意気とその技術描写に高い親和性を感じた。更に言えば『火星年代記』とか出てくるともううれしくって仕方がない。登場人物たちの夢を追いかける姿、そして夢を夢のままにしない行動力が素敵だ。マーズ一八号の打ち上げには俺も実際に参加しているような気分になった。
2013年4月15日
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たいようのいえ(8) (KC デザート)
- タアモ
- 講談社 / 2013年4月12日発売
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大樹の健気さが実に泣ける。お前はいい奴だ。そして基さんずるいっすよ。
2013年4月15日
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よめせんっ! 7 (電撃文庫)
- マサト真希
- アスキー・メディアワークス / 2013年1月10日発売
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終わった~。大団円だよ~。よかったよ~。解決に到る道筋をもう少し念入りに書いて欲しかった気もするが、この終わり方以外は考えられなかったから読み終わった今となっては細かいことはまあいいじゃねえかな、のであった。この感動を大切にしよう。解散。次作もなるべく早く読みたいのです。
『よめせんっ!』は、舞台である西東京市の有里間区に尺寺川や尺寺公園やありまえんがあったり主要登場人物の名字が春日だったり氷川台だったり旭丘だったり早宮だったり羽沢だったりする程度に練馬小説で、更にまた6巻の主要舞台が静岡県朱川市という架空の土地だが、登場する地元民が完璧な遠州弁を話す程度には静岡小説。
2013年4月9日
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よめせんっ! 6 (電撃文庫 ま 7-16)
- マサト真希
- アスキー・メディアワークス / 2012年10月10日発売
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いよいよクライマックス。幾多の謎と緊迫した人間関係を残して完結巻へと続く。どうなっちゃうんでしょうなドキドキ。みんな幸せになってもらいたいなあ。この巻は静岡県朱川市という架空の町が舞台なんだけど、住民の言葉遣いがまるっきりこの辺りとおんなじで笑ったに。なので、静岡県民、特に西部地方、更に言えば東遠地区のみなさんは、読むとよいと思うのです~。
2013年4月7日
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よめせんっ! (電撃文庫)
- マサト真希
- アスキー・メディアワークス / 2009年11月10日発売
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男主人公を取り巻く色とりどりの女の子たち(人間含む)が可愛くていいやね。文章のノリが良くて読んでいて楽しかった。このまま2巻になだれ込もうかと。
2013年3月26日
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図書館戦争: LOVE & WAR (第11巻) (花とゆめCOMICS)
- 弓きいろ
- 白泉社 / 2013年4月5日発売
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原作のかなりハードな部分をよくぞここまで描き切ったとうれしくなった。胸を衝かれる場面続出でぽろぽろ泣く。
2013年4月7日
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もやしもん(12)限定版 (プレミアムKC イブニング)
- 石川雅之
- 講談社 / 2013年4月5日発売
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みんな若けーよ読んでて恥ずかしさがこみ上げてくる。てかいつまで経ってもきっとそんな感じだよと四十の身空で言ってみる。限定版の「もやしもん発酵食品+α 全さくいん」楽しいっす。
2013年4月7日
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サヤビト(8) <完> (アフタヌーンKC)
- 伊咲ウタ
- 講談社 / 2013年4月5日発売
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『サヤビト』完結。こういう風に着地するとは全く予想もしていなかった。「僕は君が好きだから 君のことだけは知らないまま終わるんだ」。重大なものの喪失と新たな邂逅の予感に同時に襲われる。切ない。ずっと楽しみに読んできたのでこれで終わりかと思うと淋しくて仕方がない。加筆ページにほっこりした。
2013年4月7日
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よめせんっ! 5 (電撃文庫 ま)
- マサト真希
- アスキー・メディアワークス / 2012年1月7日発売
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「うむにゅ~、歩くとはどうするのですぅ~」ねこがみさまかわいすぎて悶絶した。本編は哀調の強まったダーク展開で俺の知ってるマサト真希が帰ってきた、という感じ。なんちてまだ10冊しか読んだことないんだけど。しかし相変わらず面白い。次巻の舞台は静岡県内らしいので静岡県人、特に東遠地区関係者は読めばいいと思う。
2013年4月6日
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よめせんっ!4 (電撃文庫 ま 7-14)
- マサト真希
- アスキー・メディアワークス / 2011年5月10日発売
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改めて面白いと思った。神様とか超自然的存在の作中での位置付けやその描写がすごく納得がいくので更に話にのめり込んでしまう。
この巻が出版されたのが2011年5月。あとがきには、読み終わった後なら判る事情によりこの巻を発売するかどうか悩んだと書いてあった。そして印税を復興のために寄付することに決めたとのこと。うむ。賛同する。
5巻が楽しみである。すぐ読むよ。
2013年4月3日
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吉田豪の喋る!!道場破り プロレスラーガチンコインタビュー集
- 吉田豪
- 白夜書房 / 2013年2月23日発売
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登場するのは、天龍、藤原、藤波、山崎、荒川、マサ斎藤、武藤、蝶野、船木、鈴木みのる、安生、宮戸、など。吉田豪の話の引き出し方が上手いのかそれとも各レスラーに癖がありすぎるのか、際立つ人間性が最高に面白い。俺のようなプロレスに歪んだ愛情を抱いている人間は読むしかない訳です。
高橋本に対して宮戸が言っていることに非常に共感を覚えた。宮戸嫌いなんだけど。
あと、ミスターポーゴのインタビューの脚注、「斎藤文彦」の項に「妻は精神科医、評論家の香山リカ」と書いてあって驚いた。夫婦だったのか。知らなかった。
2013年4月2日
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ベルセルク 37 (ジェッツコミックス)
- 三浦建太郎
- 白泉社 / 2013年3月29日発売
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グリフィスの目的は何なんだろうか。「遠い日の春花」が泣けて仕方がない。胸が苦しい。
2013年3月29日
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よめせんっ!2 (電撃文庫 ま 7-12)
- マサト真希
- アスキー・メディアワークス / 2010年4月10日発売
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いい話だった。涙涙。あとがきによると作者さんは「ありまえん」のモデルとなった遊園地に一人で取材に行き一人であのメリーゴーランドに乗ったそうだ。真冬の平日に。大変面白かったのでその甲斐もあったと一読者としては思う訳です。冒頭に主人公の生活空間として、有里間区、明が丘公園、尺寺川、尺寺公園、ありまえん、という固有名詞が出てくるんだが、こ、これは……。(舞台は西東京市じゃなかったっけ!?)
2013年3月28日
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苺ましまろ(7) (電撃コミックス)
- ばらスィー
- アスキー・メディアワークス / 2013年3月27日発売
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相変わらずバカ。昼休憩中に読むと吹き出すのを必死でこらえる羽目になり体がぷるぷる震えてきて挙動不審この上ない。買ってから読みましょう。カバーと口絵の遊園地は浜名湖パルパル。
2013年3月27日
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レッド(7) (KCデラックス)
- 山本直樹
- 講談社 / 2013年3月22日発売
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昼休憩中に読み終えられない密度。風船はもうすぐ破裂しそうです、という感じ。架空対談の大泉ヤス氏の言葉、”「特殊な組織と人間が起こした特殊な事件」とはとても片づけられません”てのはまさにそう思いながら読んでる。
2013年3月26日
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書店ガール 2 最強のふたり (PHP文芸文庫)
- 碧野圭
- PHP研究所 / 2013年3月19日発売
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P.190にちらっと静岡書店大賞のことが書いてあって嬉しかった。書店を取り巻くシビアな現実が丹念に描かれ、読んでて愉快な話ばかりじゃないんだけれども、公私で様々な困難にぶつかりながらもそれを乗り越えて進もうとする書店員たちの姿が痛快。店長も小幡さんも全作から成長してるし。すごく刺激を受けた。あと自分が読んでいたり思い入れのある本のタイトルが出てくるとむやみに楽しい。
2013年3月26日
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よめせんっ!3 (電撃文庫 ま 7-13)
- マサト真希
- アスキー・メディアワークス / 2010年9月10日発売
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甚右衛門てそうなの? そうだったの!? 相変わらず楽しい。ねこがみさまの存在の儚さは気になるけど。
2013年3月31日
日本SF作家クラブ創立50周年記念の書き下ろしアンソロジー。それぞれ趣向を凝らした話が並び一編読むごとに頭の中をかき回される感覚が楽しかった。これぞSFの醍醐味。吉川良太郎「黒猫ラ・モールの歴史観と意見」、瀬名秀明「不死の市」、新井素子「あの懐かしい蝉の声は」、堀晃「宇宙縫合」、宮部みゆき「さよならの儀式」、夢枕獏「陰態の家」が特に好み。今野敏「チャンナン」は話としては珍しくもないんだけど格闘家が密かに抱く夢・妄想なんじゃないかと思ってそこが琴線に触れた。タイムスリップであなたも創始者。どれも面白かった。
2013年3月21日
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ドリフタ-ズ (3) (ヤングキングコミックス)
- 平野耕太
- 少年画報社 / 2013年3月18日発売
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1・2巻は何度読み返したかわからないが3巻もそうなりそうだ。面白い。4巻はまだですか。
2013年3月19日
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ちはやふる(20) (BE LOVE KC)
- 末次由紀
- 講談社 / 2013年3月13日発売
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決勝が熱い。千早はついにこのステージまで来た、という感慨みたいなものがふつふつと湧き起こる。三人にとって重大なターニングポイントになる巻。
2013年3月13日
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よつばと!(12) (電撃コミックス)
- あずまきよひこ
- KADOKAWA / 2013年3月9日発売
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たまにジャンボみたいに子供らの上にのしかかったりする。楽しい。あんなことできるのも小さい内だけだなあ。やんだってなんだかんだで子供にけっこう気を使ってるよね。最後のページは最終回かと思ってドキッとした。
2013年3月13日
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クロス・マネジ 1 (ジャンプコミックス)
- KAITO
- 集英社 / 2013年3月4日発売
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ジャンプで第1話を目にした時から大好きで、まとめて読んだらもっと好きになった。深空の表情がいいよね。櫻井の屈託とそこからの立ち直りの描かれ方もいいし、登場人物の喜怒哀楽の表現にページをめくるたびにドキドキする。ジャンプ本誌ではついに掲載順が最後になってしまったけど、どうかこのまま終わってしまいませんように。
2013年3月6日
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王妃マルゴ 1 (愛蔵版コミックス)
- 萩尾望都
- 集英社 / 2013年1月25日発売
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世界史は全然駄目なので「王妃マルゴ」が誰なのかも判らないんだが、萩尾望都が描く歴史物なら面白いかもと思って読んでみた。主人公は希代の毒婦になりそうな感じ。アンリばっかりで気が狂う~と思ったらどうやらそれが物語の綾らしく、興味を惹かれたので続けて読んでみようと思う。
2013年3月5日