日本の大問題 「10年後」を考える 「本と新聞の大学」講義録 2 (集英社新書)

  • 集英社 (2015年7月17日発売)
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2015年、団塊世代のぬるま湯の暢気がまだ横行/基調演説で一色は「超高齢社会では国境を低くして海外のヒト・モノ・カネを利用するしかない」というが、そのグローバル化は非国際化日本人を不幸にしないか?彼らのための政治だろ?/カンサンジュンは十年後「朝鮮が統一される可能性がある」と。米軍が撤退すれば竹島武力奪回のチャンス/佐藤優は麻生副首相が「ヒトラーを賛美したとしか思えない」というが、民主主義の欠陥ではないか、反知性主義も/堤未香のいうアメリカの現状も/上昌宏は「医師より看護師不足が深刻」と指摘/朝日新聞淪落
 上野千鶴子は「遠距離介護はバカげている、施設入所より近接別居」というが、実現していない。
「死ぬための費用はだいたい月額50万円、半年」たった300万円を出し惜しむ家族とは。「介護が主役で、医療は脇役。死ぬのに医者は要らない」ホームホスピス(商標登録済)の試み。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書
感想投稿日 : 2024年4月29日
読了日 : 2024年5月29日
本棚登録日 : 2024年4月8日

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