どういう経緯でこのアンソロジーが編まれたのかはわからないが、全部、小説新潮の2014~2017年の「8月」号からなのね。道理で夏の話やお盆や終戦記念日の話ばかり。
恩田陸がいささか軽め。芦沢央もちょっと拍子抜けかなあ。織守きょうや、澤村伊智◯。1番よいと思ったのは前川智大『ヤブ蚊と母の血』これは面白かった。タイトルからは全く想像出来ない話だけどね。最後は北村薫がギュッと閉める。
それにしても、なぜこのアンソロジーを読もうと思ったのだったかどうでしも思い出せない。自分霊となってそう思った時の自分に訊いてみたいものだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
アンソロジーはステキ
- 感想投稿日 : 2022年7月1日
- 読了日 : 2022年7月1日
- 本棚登録日 : 2022年7月1日
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