みんなのレビューページ
この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
-
好きなものにめぐり合えない人生の方が、もっと悲しいし、つらいよ。だから、お前は好きなものに出会えたことを、もっと喜ばなくちゃ。
― 281ページ -
好きなものにめぐり合えない人生の方が、もっと悲しいし、つらいよ。だから、お前は好きなものに出会えたことを、もっと喜ばなくちゃ。何かを好きになる、夢中になる、そういう気持ちが自分の中にあることを、もっと幸せに思わなくちゃ。それさえしっかり感じられたら……もう、勝負なんて、怖くなくなるはずだよ
― 326ページ -
それが好きだっていう気持ちを、自分の中に確かめるんだよ。その好きだって気持ちと、勝負の不安を天秤にかけるんだ。・・・・・・不安の方が重たかったら、それは、やめといた方がいい。まず勝てないし、負けたら、ものすごく後悔するからね。でも、好きだって気持ちの方が重かったら・・・・・・そのときはもう、やるしかないんだよ。負けたっていい。失敗したっていい。 やるしかないんだ。だって、好きなんだから。
― 325ページ
みんなの感想・レビュー・書評
(340レビュー)
いやぁ、まいった。単純にこういった物語「大好き」なんだよね。
幼い頃から「剣道」に打ち込み、愛読書は「バカボンド」、休み時間は「筋トレ」、先輩であろうとも一切容赦しない現代の生きた「武士」香織。
家庭の事情から習い事の日本舞踏を辞めることになり、軽い気持ちではじめた「剣道」、モットーはみんな仲良く楽しく、しかし実は秘めたい才能の持ち主である「現代っ子」早苗。
そんな両極端な二人が「剣道」という同じ道で交わったとき、様々な摩擦や衝突を繰り返す。でも心の奥底では相通じる「武士道」を共有している。まぁそこに気づくまで紆余曲折あるんだけど・・。
その「魅せ方」が本当にうまく描かれているんだよね。
いやぁ、これはもう読んでもらうしかない!
著者の本が好きで読んだ。著者の警察ものしか読んだことがないが、この本を読み始めて最初に思ったのが、登場人物。「ストロベリーナイト」などの姫川、「ジウ」の基子、美咲、この本では、香織と早苗。性格に若干、癖があったり、何かが欠落、心に闇がある、異常なまでの使命感をもった人物が登場する。境界線を越えたら、危うく犯罪者になりうるような思想。 自分が剣道をやっていたこともあって、読み始めたら、内容は、著者... 続きを読む »
兵法と武蔵を剣道の全てだと思ってきてたのに、自分の弱さと向き合い考え悩み抜いて成長して、考えを改めた香織という人物の逞しさに惹かれた。剣道はよく知らないが、早苗のお気楽不動心な剣道スタイルもかっこいいと思った。
香織が「勝ってどうするのか」と自分に問いつめるとこは見所だった。自分は部活に対してこんなに悩むことなかったから、読んでてなんともいえない熱い気持ちになった。
おおお、面白かった。もっとスポーツくさいものかとおもってたけれど、心理描写が丁寧でなかなか切なかった。剣道だから男かとおもってたら女子高生!序盤は、早苗の性格も香織の性格もどっちもうっとうしくてうんざりしたけれど、色んなことが起きて、だんだん親しみがわいてきたあたりがリアルなクラスメイトへの思いに近くて、意図してたのかどうかわからないけど、個人の描き方うまいなあっておもった。 著者紹介のところに「著者初の人が死なない青春エンターテインメントである」って書いてあってわらった。
なかなか良い!剣道は知らないけど、『なるほど!』と思うことが多くある。
信長と家康。
”白い巨塔”を観てから、この図式をずっと意識しているが、”武士道シックスティーン”も、そんな感じ。
そして、いつも思う”好き”という気持ちこそが、人の活力を産む。
続きが2冊あるらしいので、楽しみ!
幼い頃から何の疑いも持たずに剣道=勝つこと、と思い込んできた香織、その香織を試合で破ったとはいえ、勝ち負けとは違う何かを求めて剣道を始めた早苗。この二人の対照的な性格や剣道との向き合い方、それぞれに好感がもてる。
「好きなことなら続ければいい。何か好きだと思えるものを持っていることは幸せなこと」ということを彼女たちに伝えてくれたそれぞれの家族も素晴らしい。
中高生時代、武道がやりたくて仕方なかったのを思い出した。そう、こんな風にのめり込みたかったんだよなー。正反対のキャラクターの女の子2人を交互に語らせていて、偏らない感じが読み易さに繋がってると思う。娘も大絶賛!!
剣道少女の高校生の話なので、30代の私にとっては親の立場って感じで読んでしまうため、感情が入り込めなかったが…。
しかし、本気でスポーツに取り組んで、その中で「自分が剣道をする意味ってなんだろう?」って疑問に思ったり「あの相手には絶対に負けたくない」って思ったり、正面から取り組んでいるからこそたくさん悩み、成長していっているなと感じられた。
学生時代のスポーツは、やっぱり半端な気持ちでするよりも本気で取り組むのがいいね!
本気で取り組んで悩んだり考えたりぶつかったりすることは、人を大きくさせてくれるんだなとあらためて感じた。
この話に出てくる大人たちの、子供と接する態度や距離感がいいなと思った。干渉しすぎず、見守りつつ助言する。簡単そうで難しいと思う。
シンメトリーとかのシリーズで誉田先生好きなって
その流れで読んだ。
全く異なるジャンル”青春”っで
ほんと幅広いなぁーって感じた。
このシリーズも結構好きやなぁ
ハードボイルド系作家という印象があったが、こちらは青春もの。純粋で、爽やかなストーリーだった。女の子2人の目線で1章ごとに交互に書かれているので、初めのうちは登場人物が錯綜してしまうこともあった。
女子高生の剣道青春ものです。
剣道に対するスタンスも考え方も違う対象的なライバルの二人。
まっすぐな二人を見ていると、私もやる気がわいてきます!
【熊本県立大学】ペンネーム:みち
昨年春、映画化されたのを機会に一気に読み切ったシリーズ イメージの崩壊をおそれて映画は未だDVD含めて鑑賞せず 武士道シックスティーンからエイティーン 全3冊あります 物語は、日本舞踊から剣道に転向した「柔」の早苗、剣道エリートの「剛」の香織。2人は中学最後の横浜市民大会で戦うが、早苗が香織に勝ってしまうところから物語が始まる。この因縁の2人が一緒の高校になり、敗れた悔しさを忘れない香... 続きを読む »
女子高生の剣道青春ものです。
剣道に対するスタンスも考え方も違う対象的なライバルの二人。
まっすぐな二人を見ていると、私もやる気がわいてきます!(みち)
武士道16,17,18、3部作です。
実在する神奈川県の剣道の強豪校がモデル。
娘があこがれてやまない高校です。
試合会場や大会など、すべて実在しているので、
とってもリアル。
だからかな、臨場感がある。
剣道を通して成長していく若者がキラキラして
さわやか。
剣道経験がある人が読めば、一層面白いと思う。
YAには、どうして女性作家が多いんだろうと思ったら、ここに誉田さんがいた。
そして、男性作家なのに、主人公は(最も書きにくいハズの)女の子。しかも、武蔵に惹かれ、戦いにこだわる女子。これって、ついこの間までは、男子の世界じゃないかと思ったが、よくよく考えると、今の男子ならもう一ひねり必要な気もする。ストレートに戦いにこだわるのは、今のご時世、やっぱり女子なのだ。それも、見事な青春小説。さわやかさも、もう女子の特権になったのか。
戦いにこだわる磯山と、戦いを避けたい西荻。理論派の磯山と感覚派の西荻。不器用で、人づきあいの下手な(男前の)磯山と、柔軟で(いわゆる旧時代的女性の)気遣いが出来る西荻。家庭環境も、兄弟関係も対照的な二人の共通点は、相手の力を認めあっていることと、剣道が好きなこと!
最初は、香織と早苗の心情(?)が
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

