永井均のおすすめランキング

プロフィール

1951年生まれ. 専攻, 哲学・倫理学. 慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位所得. 現在, 日本大学文理学部教授.
著作に, 『〈私〉の存在の比類なさ』(勁草書房, のち講談社学術文庫),『転校生とブラックジャック──独在性をめぐるセミナー』(岩波書店, のち岩波現代文庫), 『倫理とは何か──猫のインサイトの挑戦』(産業図書, のちちくま学芸文庫), 『私・今・そして神──開闢の哲学』(講談社現代新書), 『西田幾多郎──〈絶対無〉とは何か』(NHK出版), 『なぜ意識は実在しないのか』(岩波書店), 『ウィトゲンシュタインの誤診──『青色本』を掘り崩す』(ナカニシヤ出版), 『哲学の密かな闘い』『哲学の賑やかな呟き』(ぷねうま舎), 『存在と時間──哲学探究1』(文藝春秋), 『世界の独在論的存在構造──哲学探究2』(春秋社)ほかがある.

「2022年 『独自成類的人間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

永井均のおすすめランキングのアイテム一覧

永井均のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『子どものための哲学対話 (講談社文庫)』や『<子ども>のための哲学 講談社現代新書―ジュネス』や『これがニーチェだ (講談社現代新書)』など永井均の全123作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

子どものための哲学対話 (講談社文庫)

1609
3.59
永井均 2009年8月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

子どものためと言いながら、やはり哲学はむつかしい。 クラシック音楽の好きなひとの間では、モーツアルトが好きな人もいれば、ベートーベンが好きな人もいる... もっと読む

<子ども>のための哲学 講談社現代新書―ジュネス

1476
3.66
永井均 1996年5月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

哲学に憧れと魅力を感じつつもうっすらと勘づいていたが、やはりと言うべきか、哲学は私にとって縁のないもののようです。これは中島義道『哲学の教科書』を読んだ時... もっと読む

これがニーチェだ (講談社現代新書)

1267
3.68
永井均 1998年5月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

私は今までこの本を読むのをやせ我慢しておりました。ついに手に取って読むようになったのは、とうとうやせ我慢が馬鹿らしくなってしまったからです。 何をやせ我慢... もっと読む

ウィトゲンシュタイン入門 (ちくま新書 20)

1239
3.47
永井均 1995年1月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

急に読みたくなったので、手に取ってみました。入門と謳ってますが、一読しただけでは理解が難しい本でした。全体としては「語りえぬもの」を中心としてウィトゲンシ... もっと読む

翔太と猫のインサイトの夏休み: 哲学的諸問題へのいざない (ちくま学芸文庫 ナ 13-1)

893
4.04
永井均 2007年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

真夏の自由研究シリーズのつもりでほんの出来心で読み始めたところ、とんでもない思考と思索のなかへ飛び込んでしまっていました。 読んでは考え、読んでは戻り、し... もっと読む

倫理とは何か 猫のアインジヒトの挑戦 (ちくま学芸文庫 ナ 13-2)

780
4.24
永井均 2011年1月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

奇特かつオーソドックス。刺激的な倫理学の入門書。 きちんと読み込めなかった部分もあるが、最後にかけての2章は圧巻。 タイトルの「倫理とは何か」にも... もっと読む

マンガは哲学する (岩波現代文庫 社会 183)

463
3.83
永井均 2009年4月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

高校生の頃「〈子ども〉のための哲学」で開眼させてくれた人による、マンガで哲学本。 セレクトされている作品も好みのものが多いのだが、ちょっと体調に合わず……... もっと読む

子どものための哲学対話

398
3.69
永井均 1997年7月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

子供向けを装った、本当は大人向けの哲学入門書! もっと読む

考える方法: <中学生からの大学講義>2 (ちくまプリマー新書)

374
3.48
池内了 2015年2月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

入門書として 哲学すること 原点となるところが分かりやすい 中学生向きなので 何も知らない大人たちへの入門書 易しいだけではなく... もっと読む

転校生とブラック・ジャック――独在性をめぐるセミナー (岩波現代文庫 学術 238)

312
4.09
永井均 2010年5月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

今まで読んできた永井さんの著作の中では興奮度が比較的少なかった。それは私が〈私〉よりも倫理や道徳に重きを置いた読書生活を送ってきたせい。結局、どうどうめぐ... もっと読む

道徳は復讐である―ニーチェのルサンチマンの哲学 (河出文庫 な 25-1)

275
3.68
永井均 2009年11月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

道徳は復讐である 永井均 ニーチェの本。大学2年で『ツアラツストラ』、『道徳の系譜』を読んだ時の、刺激的で、エネルギッシュなニーチェの思想を思い出した。... もっと読む

コウモリであるとはどのようなことか

246
3.73
トマス・ネーゲル 1989年6月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ものすごい勉強になった。 自分は人間機械論に近い(けど同じではない)ところにいるので、物理主義の限界に言及してるところがとても面白く、ためになった。(「... もっと読む

なぜ人を殺してはいけないのか? (河出文庫 な 25-2)

234
2.57
小泉義之 2010年1月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

終始噛み合わない2人の哲学者の対話。 ニーチェ学者永井均は、現状がいちばんで、人類の懸命さも愚かさもその現状に、現制度に表現されているという立場。 ... もっと読む

時間の非実在性 (講談社学術文庫)

185
3.82

感想・レビュー

実生活ではほぼ考えることのない事柄だ。突き詰めて考えたときに見えてくる不思議な事実。人間は、言葉を使って考える。何がどういう使えるかということから身を引い... もっと読む

西田幾多郎 <絶対無>とは何か (シリーズ・哲学のエッセンス)

184
3.93
永井均 2006年11月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

〈わたし〉の起源と有無をめぐって。主語ではなく述語としての〈わたし〉。哲学書らしい哲学書だ。西田は紛れもなく哲学者だった。 本文に時折出てくる注がなによ... もっと読む

なぜ意識は実在しないのか (双書 哲学塾)

182
3.43
永井均 2007年11月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

なんか分かった気がする。 と思ったら,もう落とし穴です。 なぜなら,私のことは本質的に分からないからです。 でも,分かった気がする,ということ自体は... もっと読む

〈仏教3.0〉を哲学する

182
3.77
藤田一照 2016年9月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ブックオフで見つけ手に取った。新しい仏教の形である仏教3.0を提唱している藤田一照さん、山下良道さん、そして哲学者の永井均さんの鼎談、講演を収めた本。 日... もっと読む

ルサンチマンの哲学 (シリーズ・道徳の系譜)

177
3.44
永井均 1997年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

今まで読んできたニーチェ論では圧倒的な破壊力を持っていたといわざるを得ない。永井は哲学者としてのニーチェを徹底的に批判する。彼はあまりにも才能がなかったと... もっと読む

倫理とは何か: 猫のアインジヒトの挑戦 (哲学教科書シリーズ)

161
3.53
永井均 2003年1月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

これは、おそらくモデルは永井自身なのではなかろうか?と思われる。本著は、M先生が講義をする。その講義を元に、猫のアインジヒトがM先生を批判する。そして、M... もっと読む
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