- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004307860
感想・レビュー・書評
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二度と小説なんか書かない。と思わせたのは高橋源一郎とその他の若手作家の対談記事でしたがやっぱり小説が書きたい。と思ったのも高橋源一郎の手によるこの本だった。すごく面白い。なんで自分が今まで書けなかったのかがわかる。というか薄々感付いていた問題点を明示してくれた。すぐに書いてはいけない。小説というのはぶたれた犬みたいなものだから。
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なにか「おはなし」を書きたいと思っている人は、すべからくこれを読むべきだと思います。小説を書くって一体どういうことなのかを、ケストナーや村上春樹などの有名な小説をお手本にしながら、いくつかのヒントをプレゼントしてくれる本です。
これを購入したのは3年前ですが、今でもたまにパラパラ読み返します。それくらいに好きな本です。 -
ものすごく“正しい”本だとは思うが、実践的かというと、「?」が灯る。なんというか、正しすぎるんだよな、たぶん。
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内容:高橋源一郎が小説の書き方を教える話。技術論的なことは一切なく、向き合い方を独自に解説。
感想:僕はもともとこの人の言葉遣い(なんか古い俗っぽさの言葉ってあるじゃん?)がそんなに好きじゃないんだけど、この本は面白いと思う。いい本書くじゃないのよ、あんた。関係ないけど、現存する作家で文章に関しては最大の天才と村上龍を評している箇所があったんだけど、やっぱそう思うよね?ずっと人に言えなかったんだけど、ちょっと安心した。ふと、昔は村上龍を想像してオナニーをしてたと語る室井佑月のことを思い出したんだけど、まあそれはいいか。この本は内容を語る本じゃないので、興味持ったら読んでください。たぶん途中で投げ出せないし、終わっても損しない。 -
結局のところこの作品は至極まっとうだ。小学校で実際に講演した時の模様を書き起こしているらしい。だから凄く噛み砕いて話をしている。しかし、小学生に小説家になるための具体的な方法を示唆するわけもなく、小説を書きはじめるときの心持と注意点を提示する程度だ。つまり、この本は趣味で書くを視野に入れているように思える。もしくは小説家になるためではなく、単に小説を書き始めるきっかけを探している人にヒントを与えるというところか
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書き方よりも読み方が変わる気がする、だら読みするには内容・ヴォリュームがちょうどいいカンジ