ロスト・シンボル (下) (角川文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年8月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041004425
感想・レビュー・書評
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事件が一段落した後のエピローグ部分が冗長。このシリーズ、謎解きとアクションが絡んだスピーディーな展開がキモなのに、全てが終わった後に延々と説明されても読書の緊張感は保てない。
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少し長すぎるような気がします。
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時間は川である……そして書物は船である。多くの書物がこの流れをくだっていくものの、むなしく難破して砂に埋もれ、忘れ去られる。ごくわずかな書物だけが時間の試練に耐え抜き、生き抜いて次の時代に恵みを伝えていく。
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世界最大の秘密結社フリーメイソン。
その最高位であり歴史学者の友人ピーター・ソロモンに頼まれ基調講演のためにワシントンDCへと向かったラングドン。
しかし講演の会場であるはずの連邦議会議事堂の〈ロタンダ〉で彼を待ち受けていたのは、ピーターの切断された右手首だった―その指先には第一の暗号が。
ピーターからあるものを託されていたラングドンは、CIA保安局局長から、国家の安全保証に関わる暗号解読を依頼される…
友人を救うため暗号を刻限内に解読するしかない―アメリカ建国の祖が、首都ワシントンDCにちりばめた象徴にラングドンが挑む―
私にはインフェルノより面白かったです-
2016年は占星術でリヴィール“隠されていたことが明らかになる”年と聞いて、実際に色々な事(パナマ文書とか)が発覚していて物語とリンクしているようで。
犯人は完全に容貌も変えて、尚且つあんな仕打ちしておいて気付いて欲しいとか…甘えじゃないの?
良い血筋に時々とんでもない悪が育つのは本当に謎だ-
TLV完全液体呼吸・感覚遮断タンクは面白そう-
星空の下に寝そべって広い世界の中のちっぽけな存在=自分、その感覚が分かるので終盤凄く移入しました- -
読了
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2015/7/8読了。
この下巻…
前半はハラハラ。
え?どうなっちゃうの?うわっ!と、思わず先を読みたくなる。
でも後半は…
もうお腹いっぱい。
「古の神秘」はもういいかな、という感じ。
きっと私には「資格」がないのだろう。
「事件」がひと段落してからの、その辺りの解説というか、落とし所を探る話が長すぎて、
それまでのスリルに溢れた展開が、どこかに飛んでいってしまった。
最後に読者を飽きさせては駄目だろう。
Washington D.C.という街の持つ、あのの独特な雰囲気の理由が少し分かった気がするのは、収穫だったけれど。
ダン・ブラウンの作品は大好きで、ほとんど読んできたけれど、本当に残念な気がする。 -
事態は国家の危機にまで飛んでます。
何も知らないラングドン視点で話が進み、読者もラングドンと同じようにパニック状態から少しずつ知っていける。
助けが入ったりもするが、誰が味方で誰が敵なのか、目的がなんなのかも全くわからない状態で話が進むので、後半で混乱する。
そして、話のスピードが速い。
速いうえに、かなり心理的に追い詰められるので、早く先を読みたくて途中で止まらなくなる。
ワシントンの有名な観光地が舞台で、そこにたくさんの謎が隠されていて、本当にそうなのか実際に見てみたくなった。
宗教と科学と、そして人間ドラマが展開さていく。
記号や象徴の謎解きも面白いし、サスペンス要素もたくさんある。
残虐なシーンも出てきて、歴史、サスペンス、パニック、アドベンチャー全てが詰まった一冊。 -
2015.06.15
ロバート・ラングドンシリーズ3作目
舞台はワシントンDC フリーメイソン 純粋知性科学 刺青の男 CIA 古の神秘
このシリーズはちょっと飽食気味