- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041100196
感想・レビュー・書評
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よく出来ている。
下手な近年の推理小説よりいい。
坂口安吾がこういうのを書いていたとは。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
坂口安吾はミステリーも書いていたのか。タイトルにひかれて購入。
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なん十年ぶりかの再読。なんだか新鮮。横柄だったピカ一の最後が儚くみえる。
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登場人物が多くてなかなか入り込みづらかった。
文章は坂口安吾だけに味がある。
トリックはいいのか悪いのか正直よく分からず。
推理小説というの自体が自分にはあまり合わないかも。 -
うっかり二回読んでしまった。
文章が口語的というか、文法が乱れていて、それが一定のリズムを生んでいるのだけど読みづらい。
ただ、アリバイトリックは面白い。
登場人物を把握するまでがなかなかに骨折り。 -
トリックに頼らない、良い意味で唸らせられました。
書かれた時代が少し前なので、文体が古いのが残念です。 -
「堕落論」や「白痴」など純文学のほうで有名な坂口安吾の本格推理小説。江戸川乱歩チックな昭和レトロの怪しげな登場人物がいろいろ出てきておもしろそうな気はするのだが、正直内容が入ってこないしトリックどうこうとかよくわからないし、流し読みが多い自分にはそもそも推理小説読むのに向いてないのかな?
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20年振りの再読。つ……つまらん……。発表当時は斬新だったのだろうか? こういうのはミステリの歴史を踏まえたうえで読まねばいかんのか? じゃったら読まんわい。
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僕にとって初の坂口安吾作品。
推理小説の傑作だということを何かで知って読む気に。
とりあえず登場人物がやたらと多いです。冒頭の説明だけでは全く整理が付かず。
まぁ読んでれば人物も相関も自然と頭に入ってきますけどね。
で、その登場人物が揃いも揃って変人奇人。キチガイ率高し。
こういうの好きです。
そしてトリック。
僕は「あ、あ~~なるほど」という感じでした。
全く伝わりませんね。
でもそれくらい気付かなかった部分が核心だったということで。
ただ、推理小説を読み慣れている人にとっては簡単なのかも知れない。