- Amazon.co.jp ・本 (509ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041753606
感想・レビュー・書評
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異邦人(下)の前に手にとった本作の序章が「エトランジェ(異邦人)の死」とは。。。
森本誠一氏の代表的な作品で、映画にもなったらしい。昭和を感じられる作品でした。難しい謎解きがあるわけではないが、少しづつ真実に向かう姿を丁寧に積み上げた作品かなと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4041753600
── 森村 誠一《人間の証明 19770310 角川書店 20040515 角川文庫(改版)》
角川 春樹 短歌 19420108 富山 東京 /~《人間の証明 19771008 東映/角川事務所》
森村 誠一 作家 19330102 埼玉 熊谷 /~《人間の証明 19770310 角川書店 20040515 角川文庫》
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19750917
人間の証明 ~ 母さん、ぼくのあの帽子どうしたでせうね? ~
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なるほどね。よく練られたストーリーで最後の一行まで気が利いている。さすが重鎮・森村誠一。切ない母子の関係と、西条八十の詩が印象的。
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2度目だった・・・
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この作品は珍しく先に映画を観た作品です。
ですが、割と原作にのっとっていたので
非常にほっとしました。
ミステリーというよりはまさに人間ドラマです。
棟居警部の忌まわしき過去にもこの事件は
関係があるのです。
もちろん詳しく感想文では
触れませんが…
ひとつのうそで塗り固められた
集団が壊れる瞬間…
確かのその人は自業自得ですが
もっとうまい方法はあったのではないでしょうか。
もし、欲に負けてさえいなければ…
いろいろと考えさせられますね。 -
西条八十、読んでみたくなった。
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随分前に読んだ。西条八十の詩が印象的。
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作者自ら「砂の器」のプロットの盗作と宣言していることから興味を持って読んだ。なるほど予想以上に「砂の器」の焼き直しかのように感じる。都合よく遺留品が見つかっていくのも…?ただ、視点を次々と変え先の読める展開を飽きさせないようにしているところと、麦わら帽子の詩、そしてすべての人物が繋がる意外なラストは好み。
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竹野内豊主演のドラマを見て、原作本を買いました。被害者が最期に遺した言葉から捜査が始まり、様々な人たちのドラマが交差しながら、棟居刑事は犯人に迫って行く。棟居シリーズの中でも一番好きです。泣けます。