サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY (角川スニーカー文庫 こ 1-1-1)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.81
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044743017

感想・レビュー・書評

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  • 読んでいて、なんだか清々しい気分になれる。気持ちが洗われるような感じの小説。
    内容は淡々と進んでいくが、後半はちょっとハラハラした。基本、のんびり進む話。
    過去にリセットしたせいで死んだ女の子の比喩的表現が、なんだかちょっぴり難しい。
    色々な伏線が気になる。

  • 元情報一切無しで、タイトルが最近のラノベ調(俺の○○が△△でひどい!的なノリ)でなく、粗筋見て面白そうだったので買ってみたら、結構当たりだったと思う。

    三日間まで時間を戻す事ができる女の子と、戻しても記憶をキープできる男の子のお話。
    タイムリープネタがメインなのかと思ったら、登場人物がほとんど超能力者の話だった。全然関係ないけどミステリーな展開で「奉仕部」なんて部活動で活動してるから、自分の頭の中では「古典部」とかなり被った。

    続きも読もうと思う。

  • なんとなく箇条書き形式で感想を書いてみようと思う。

    ・文章
    一般小説寄り。知らなかったらラノベだと思わないかも。それなりに雰囲気がある。

    ・キャラ
    鼻につく主人公、魅力がわからないヒロイン(?)、出番が少ないわりにはうるさい友人、結局良いやつなのかわからない敵、猫好きな野々尾さん。そんな感じ。

    ・ストーリー、内容
    ひねりある能力をうまく使ってる印象。しかしストーリー自体は「リセット」という能力の存在でわかりにくくなっていて、しかも全体的になにがしたいかよくわからなかった。

    ・その他
    いまいち盛り上がりに欠けた。

  • 度々視点が飛ぶわりには過去の話がちゃんと語られていなかったり文章がやや箇条書き気味にみえたりするところはあるけれどまだ一巻目、すべてはここから。七巻で完結したようだが知恵で能力の多角的な使い方を捻りだすスタイルが個人的にはツボなのでこれからもその路線は続けてほしい。

  • サクラダリセットシリーズ(WITCH, PICTURE and RED EYE GIRLに続く)

  • 淡々と進む感じがすごく好みです。

    まだ設定紹介的な内容だったので、
    次巻以降に期待です。

  •  能力者がたくさんいる街が舞台。時間を3日間巻き戻せる能力を持つ主人公たちに、交通事故に遭った猫を救ってほしいという依頼が舞い込むのだった、というはなし。けっこうポエジーな雰囲気。

     ちょいミステリっぽい雰囲気なんだけども、登場人物がやたら口が固くて、なかなか話が進まない感じはあったかな。「教えない」「言えない」「言いたくない」「よくわからない」って発言が多かった。もうちょっと情報おくれよっておもった。

     一捻りしてある能力が良い感じ。その使い方も、ワクワクさせ方をわかってる感じで大変よろしい。ラストのあれはぞくぞくした。

  • 推理小説を読んでいたはずが人情物になっていた。なにを(ry。
    やっぱこういう作品はどの範囲まで作者が思考実験を行なっているかが大事なんだろう。

    タイムリープ能力そのものを既知のものにして推理そのものに集中するための下地はあったはずなのに,とは思うけど,話自体は面白かった。

  • 青い空と白い雲が似合うラノベ。
    淡々とした爽やかさ。

    登場人物たちは全員、自分と向き合いながら、他者も助けようとする。総じて優しい。故に、不完全さ、脆さも感じられる。

    特殊能力モノの痛烈愉快さを抑え、絶妙なバランスで少年たちを描いている。

    非通知くん、皆実、智樹らの今後の活躍に期待。

  • 独特の雰囲気と世界観が大好きになりました。
    表紙や中のイラストも素敵です。

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著者プロフィール

徳島県出身。2009年に『サクラダリセット CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY』で、角川スニーカー文庫よりデビュー。若者を中心に人気を博し、シリーズは7冊を数える。他著作に「つれづれ、北野坂探偵舎」シリーズ(角川文庫)、『いなくなれ、群青』(新潮文庫)に始まる「階段島」シリーズなどがある。

「2023年 『昨日星を探した言い訳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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