麦の海に沈む果実

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1494
感想 : 262
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  • Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062101691

感想・レビュー・書評

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  • 二回目。

  • ファンタジー要素たっぷりなミステリー。

    面白かったー
    三日間かけてゆっくりと読んだ。

    理瀬の二面性にすこしびっくり

    図書館で借りたけれど半分くらい読んでこれは買いだ、と思って途中で読むのやめて買ったw

    ほかの恩田陸さんの作品読んでみたいっ!!

  • 途中で断念。

    あまり読み続ける気になれませんでした。

  • 理瀬シリーズの最初。
    思春期の描写がやっぱり上手いなー。ファンタジーは苦手やけど、最初から分かってるから普通に読み進められたし。
    ただラストが一気でちょっと物足りひん印象。もっとページ使ってがっつり謎を紐解くか、俺の読解力が高かったら満足出来たんかな。

    少女漫画みたいに突飛な世界観に沈む小説。
    個人的にタイトルが好き。

  • 「朝日のようにさわやかに」を読んだ時から読みたかったので、読めて満足です。
    主人公の覚醒エンドはあんまり私の好みではないと思いました、なんとなく。
    校長が綺麗でえげつなくてキャラクターとしてとても好きです。ヨハンも。
    「朝日のように〜」の「水晶の夜、翡翠の朝」を読んでいたので、最初の登場に違和感を覚えまくりだったんですが、本性が露になってからとても好きです。

    何度か最初に戻りながら読むと、より楽しめたのかと思いました

  • 恩田陸では
    理瀬のはなしが一番好き

  • 閉じられた学園の雰囲気が思い切り怪しくて素敵。三月は深き紅の淵をと同じく、恩田陸さんの中では好きな作品。

  • クライマックスでの急激な真実の開示が唐突に感じる気もしないではなかったが、それを補ってあまりあるほど世界観が魅力的だった。

  • ミステリとしては謎を提示したりヒントを暗示する手続きが中途半端。ラストの唐突さにはやっぱりがっかりした。しかしそれを補って余りあるほど空気感の完成された小説。病的に繊細な少女の語り口に伝説に彩られた閉鎖空間、そして何よりその完成度が魅力的なキャラクター。続編が出ていて嬉しい限り。

  • 無条件で大好き。何回読んでるのかしら。

    湿原に囲まれた全寮制学園。
    圧倒的存在感の校長が牛耳る、三月の王国。
    一年の始まりは三月で、様々なイベントが学園生活を彩る。
    そしてこの学園に伝わる伝説…
     三月以外の転入生が学園を破滅に導く
    二月の終わりにこの学園に転入した理瀬は
    噂と好奇心と嫉妬と過去におびえながら
    ここで学園生活を送る。


    登場人物も、設定も、比喩表現も、素敵過ぎる。
    どんなに幕切れが突然でも、私はこの本が大好きだよー。
    閉鎖空間でゆれるティーンエイジャーっていいよね←
    毎回伏線を意識して読もうとするんだけど
    さりげない伏線ばかりで
    いつも種明かしがされてから伏線を確認しに行く羽目になる。
    今回はまだ、全体を俯瞰して見られた方かなー。
    黒茶も購入しようかな。黒茶購入するんだったら
    ねじもネクロも欲しいところ。

    それにしても黎二がかっこよすぎる件。
    「ここにいろよ」とか言われたい。

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著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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