- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087445565
感想・レビュー・書評
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主人公が聖すぎる、優しい一家の物語
きのうのオレンジ。あしたの青。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんだろう、自分にはあんまり刺さらなかった。。
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癌に冒されて弱っていく遼賀も、家族、友人、みんなが真っ直ぐで愛に溢れていた。闘病している人を支えるのは闘病している本人も周りの人も心身ともに本当に大変。それなのに、誰ひとり愚痴をこぼすことなく、さりげない優しさとお互いを思いやる気持ちに何度も涙が込み上げてきた。2人の手紙には親を思う気持ち、兄弟を思う気持ちが描かれていて、読み終わったあとに表紙の絵を見ると、遭難した2人を見つけた時のお父さんの声が聞こえてきそうになり、また心が温かくなった。家族っていいね。
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あらすじを読み購入した作品でした。
全国の書店員100名が心震わせた感動作と帯に書かれていたのも気になった点です。
笹本遼賀、33歳。都内のレストランで働きながら真面目に生きてきたが胃の不調で受けた検査の結果ーがんだとわかる。
30代で病気がわかり…つらい闘病生活がはじまる
と思いましたがこの作品は重い描写よりも明るく前向きな場面が多く読んでいて安心しました。
そして主人公の遼河含め出てくる当時人物たちは皆いい人でそれも良かった。
弟の恭平から届いた荷物。15歳の頃、故郷の山で遭難したときに履いていたオレンジの登山靴。
生きること、家族と向き合うことの尊さ。
読後感も良く手に取って良かった一冊でした。
帯の文面に偽りはありません!オススメです。
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読みやすい。主人公の優しさがよかった。
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2024.01.14
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うーむ。涙してしまうところもあったのだけど、何かふわっとしてる。僕が少しずれているのかなぁ。
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読んでいて後半から辛い気持ちになりました。
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感想
黒い絶望の中に放り込まれる。だがオレンジ色の希望はそこにある。どんなに時にも生きる希望を失わない。例えその道が黄昏に続いていても。