- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087451580
作品紹介・あらすじ
化粧品会社の美人社員が殺害された。容疑者は同僚!? ネットで飛び交う憶測と無責任な週刊誌報道。噂話の矛先は、一体誰に刃を向けるのか。主演・井上真央で映画化!(解説/中村義洋)
感想・レビュー・書評
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愛知大学図書館のOPAC https://libopac.aichi-u.ac.jp/iwjs0012opc/BB00992170
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インタビュー形式の物語とSNS、週刊誌の記事を組み合わせた構成が斬新でおもしろかったです。
オチは途中でよめましたが、登場人物のあぁこう言う人いるよなぁてのがリアルでのめりこめました。
人の話は話半分で聞くのが吉。 -
登場人物全員自分勝手だなぁと思いました。
親戚やクラスの友達が周りの人の噂話をしている時のあの感じが凄く上手く書かれていて、自分もその場にいる気分になって読むのが嫌になりかけました、、
真犯人は全然想像つかなかったので驚きました。インタビュー形式はもう誰も信じられません笑
人の数だけ解釈があるということを実感出来る作品です。自分の思っている自分は本当に正しいのか?周りの人の思っている自分と一致しているのか?と少し不安になりました。 -
OLが同僚を殺す。周辺の人物の発言や雑誌記事のみで構成されていく作りは「告白」と一緒。人間が話を「盛っていく」、SNSや週刊誌によって情報が捏造・肥大化していく恐ろしさをうまく描いている。
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上映当時に映画館で見たが、ぼんやりとしか覚えてなかったので、結末を知りながらも読んでみました。
人によって物事のとらえ方や考え方が異なっていて、人間の本質を伺えた気がする。
主人公のように大人しくて素朴で、特に好かれもしない大人しいタイプは、意外と人から好意的にみられることが少ない。
なので、証言では、陰湿でサイコパスみがある、底知れぬ人物と思われていたことが少しかわいそうであった。
皆が日頃抱えるストレスやをぶつけているみたいに…主人公に悪意(無意識だろうけど)を向けていた印象。
人間は潜在的にゴシップ好きで、人の不幸とか不祥事に興味があるということを、改めて実感した。
人の思い込みって怖いな。。
最後に、戒めとして、記者の赤星が夕子に言われた、「自分の目の前五センチくらいのところしか見えていない」人間にはなりたくないと思った。 -
うーん…。
ストーリーは面白くて、序盤はスラスラ読んでいたんですが、何故か途中からインタビュー形式に飽きたのか、読むのがツラくなりました。最後の掲示板と記事がトドメになって、飛ばしながら読んでしまいました。 -
ミステリーを読む時は壮大な伏線回収を期待してしまうのでわたしにはあまり合わなかった
構成はあまりない感じで面白かった -
映画の大ファンですが、いままで読んでなかったのでついに。映画よりもあっさり淡白な感じで、この作品も勿論素晴らしいんだけど、映画もやっぱり最高だったなと再確認。映画監督の解説もちゃんと「わかってる」人で良い実写化に恵まれたなぁ、と。映画オリジナルのシーンも原作がこうならこうなるだろうな、と言う感じで良かった。