働く女 (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087474503

感想・レビュー・書評

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  • なんだか普通の日常のお話。
    「で?」って言いそうになりそうな。
    でも、こーゆーテンション、好きよ。

  • なんでも幸せ完結にしないところがいい。

  • 解決せずに終わっていく短編が多い。
    みんな大変。

  • 様々な女性の、働いている一部分抜粋短編?

    職業も、性格も、思考回路も様々。
    10人もの女性がいれば、どこかしら共感がありますが
    話として読むと微妙です。
    救いがない。
    うっすらとしたものは、人によって掴んでいますが
    基本何もなし。

    こんな女性いるな、と思うのですが、それ以上に
    周囲にいる人の方が、いるな、と思う事が多々。
    面白かった、という感じではないです。

  • 10篇の短編でテンポよく様々な働く女性の苦労が垣間見れた。どんな職業も苦労はあるがやはり自分が好きな性に合わないとその辛さは倍増。娘には就職先で悩まないで欲しい、間違えないで欲しいと願うばかりだ。

  • がんばれ!と思った。

  • 十人十色の働く女について活写されてる。
    共感できたりできなかったり。
    あるあるだったり、かけ離れてたり。

  • わたしが幼かった頃の働く女性達の話。自分自身が働く女になった今、変わったところと、変わっていないところ。いくら世の中が変わっても、変わらないのは、人間の本質なのかもね。いろいろあるけれど、全編スカッとする終わりではなくて、有る意味リアルかも。
    2015.12.1

  • 働く女性のお話。

    転職せず同じ職場で働き続けている私にとって、小説の中だけの部分もあると思いますが、様々な職業の女性のお話は、とても新鮮な内容でした。

    そんな中でも、それぞれの女性が感じることに共感する部分もあり、どういう状況にあってもそれは変わらないのだなと思いました。

  •  群ようこは、「母のはなし」に続いて2冊目。
     母のはなしでも思ったけど、浅はかで意地汚く、欲深い女性を書かれてるんだよなぁ。
     
     これ、集英社文庫のナツイチの帯がついてたけど、どの辺が夏に読むといいのか??と思った。読書が楽しくなったり、明るく爽やかな夏のイメージではない本だった・・

    全時代的な女性の生き方を描いていたけど、その時代の女性の志向をウォッチするという視点で見るなら面白いかも。

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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