- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091251251
感想・レビュー・書評
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駄菓子をテーマにした、駄菓子屋の倅と有名駄菓子メーカーの令嬢によるボーイミーツガール&ハイテンションギャグ漫画である。
ネタの切れ味が良く、ともすれば勢いでごまかす形になりがちなハイテンションギャグを丁寧に調理している。良いギャグ漫画である。
サービス的にお色気も加えてあるが、そのへんは味付けと言うべきか。連作短編のような短い話の中に、きちんと駄菓子を挿入して物語るところこそ見るべきところだろう。
良い作品だが、先行きは少し不安ではある。どこまでネタが続くのか。ひとまずこの巻は、星五つと評価したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
テンポのよい駄菓子コメディ。ほたるの表情の豊かさも好き
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ストーリーはなし。ただのギャグ
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食系の漫画のジャンルは無数にあれど、洋菓子・和菓子の職人に迫った漫画は多いけれど、日常の片隅に必ずあるからこそ、逆に目立てない駄菓子にスポットライトを当てる、その斬新さは衝撃的
コトヤマ先生の、今まで誰も挑んでこなかった“隙間”を打ち抜く思い切りの良さ、そんな漫画家を支える編集さんの腕力に拍手
単に、駄菓子の豆知識、あるあるネタをのべつまくなしに語っているならば、私は毎週、週刊少年サンデーを読むのを楽しみにする理由の一つにしないし、ここでレビューも書かない
青春の甘酸っぱさ、眩しさ、瑞々しさがストーリーに存分に盛り込まれており、一気に引き込まれる
画力も、そんなストーリーや、突飛過ぎない個性を持つキャラに振り回されないくらいに高く、読みやすい
それに加え、ヒロインのほたる嬢が、ちょっとHいサービスシーンを見せてくれるのも、外せないこの漫画の魅力っっ
あからさまにエロくなく、男の読み手の妄想を刺激する描き方は見事(・・・こんなトコを褒めてどうすんだ、私0r2)
巻末のオマケ漫画が面白いってのも高評価
あと、一途なサヤちゃんも可愛いし、恋路を驀進する彼女の強さも、確かに、この『だがしかし』の質を良くしているのだけれど、私はココノツとほたる嬢の仲がラブコメ方向に進展する事を望んでしまう
一推しの話は、第12かし『めんこ』 -
駄菓子好きのための漫画!
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このノリ、好きです(笑)
駄菓子の紹介に焦点を置いたマンガというのもめずらしいですが、各話うまく駄菓子の紹介を絡めつつギャグ漫画としても綺麗にまとまっています。 -
コンセプトがすばらしい。駄菓子屋自体が街から減った近年、駄菓子を食べて育った世代は懐かしさとともに、駄菓子を知らないひとたちは駄菓子を知るきっかけになる。昔ながらの一軒家の駄菓子屋は見なくなったけど、百貨店のいちコーナーにあって、ふらりと立ち寄ってみたり。ビンラムネとかひさしぶりに食べたくなった。駄菓子について熱く語るヒロインがかわいい、これも大事。次の巻がたのしみな漫画です。