海街diary(うみまちダイアリー)6 四月になれば彼女は (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091670588

感想・レビュー・書評

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  • 有能な新参者が抱える苦悩を、心優しい先住民が柔らかく受け止めるのって、考えたら吉田秋生作品の構造だわ。…これ、日本民族形成時の原型だからなのか。江ノ島の先住民(龍)なんて、技能をもったヤマト朝廷民(弁天)と率先して結婚して、その後消え去ってしまったからにして…。
    新婚旅行的に金沢市に行ったことがあるし、金沢のかたさとやわらかさについては多少想像できる経験もしたので引きずり込まれることおびただし。

  • 時間が流れている
    成長している
    大きくなっている
    受け入れられないこと
    受け入れられないと思っていたことだけど
    少しずつは成長していて
    でも
    教えてはいけないと思うことがあるから
    伝えること伝えないことにしていること
    年齢では測れないことを
    経験しすぎてしまっているけど
    大人としてしなければいけないこと
    これから成長する子供として考えて行くこと
    四月になればどうなるんだろう

  • すずのお母さんの実家が暖かい場所で良かった。

    いろんな想いを抱え生きてる人たち。
    優しい人の心の奥が見えたとき、自身の生き方を振り返ってしまう。
    やっぱり未来の自分に恥じない自分でいなければと思う。

  • すずの振袖姿を一同で撮った写真が良いな。
    その時出会った従兄の直人。直人は北鎌倉で出会いが。次々と繋がっていく。
    すずも中学3年生。進路を考える時期が来ている。

  • 悩める居場所。
    悩めることが幸せなことなのかもしれない。
    護りたいものがあると言うこと。

  • すずの母親の故郷へ
    進路への悩み。

    鎌倉に来て居場所を見つけたから故の悩みがとても胸にくる。

  • いとこの直人氏が鎌倉へ。

    ずっと探していた地図にない場所を見つけた。
    はちみつとクローバーの人が恋をした瞬間を思い出しました。感情と空間がぴたってくっついて時が止まるような瞬間ってありますよね~

    すずちゃんは、自分の居場所を確認し始める。万全のサポート体制で、本当にもうみんな家族だし、その環境の中で成長しているのだなと思いました。

    すずちゃんも、直人氏もうらやましすぎて、苦笑しながら読みました。

  • 鎌倉を舞台に4姉妹のそれぞれの悩みと日常。相変わらずみんなジンジンする良い話ばかりで、1話読む度に涙がじわり。

  • 表紙が、青くて、美しい。お話と、ちゃんとつながっている。第1巻に書きました、そちらを読んでいただければ嬉しいです。

  • "この作者の絵が好き。そして、家族と友人とのつながり。
    つい見守りたくなる。
    鎌倉という場所もいい。私も昔育った場所。"

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著者プロフィール

同姓同名あり。

1. 吉田秋生 (よしだ あきみ)
1956年、東京都渋谷区生まれの女性漫画家。武蔵野美術大学卒業。1977年「ちょっと不思議な下宿人」でデビュー。1983年、「河よりも長くゆるやかに」及び「吉祥天女」で第29回小学館漫画賞を、2001年に「YASHA-夜叉-」で第47回小学館漫画賞をそれぞれ受賞。その他代表作に、「BANANA FISH」。
代表作のメディア化が多く、「吉祥天女」は2006年TVドラマ化、2007年に映画化された。「海街diary」は2015年に映画化されている。2018年には「BANANA FISH」がTVアニメ化された。

2.吉田 秋生(よしだ あきお)
1951年生まれのテレビドラマ演出家。学習院大学法学部卒業。

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