海街diary(うみまちダイアリー)6 四月になれば彼女は (フラワーコミックス)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091670588

感想・レビュー・書評

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  • 思わず涙がこぼれた。
    私も今五里霧中。マニュアルも地図も無い土俵に立たされ、救いの手をどこへ伸ばしたらいいのかわからずにいる。そこに・・・
    「立ちあがって畳みなさい、君の悲嘆の地図を」
    この言葉。背中をドンと叩かれた気分。
    ああ、だからマンガはやめられない。
    私に道を開いてくれる、細くて、でも続く道を。
    小さい時から小さい時から、ずっとずっと。
    救われてきた。
    吉田秋生さん、ありがとうございます。

  • 北川十和子ファンです、、、

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    すずの母が生まれ育った街、金沢。
    会ったことのない祖母の月命日、遺産相続の手続きのため母の生家を初めて訪れたすず。
    そこで四姉妹を待っていた ”いちがいもん”とは!?
    鎌倉を舞台に描かれる家族の「絆」の物語。
    シリーズ最新第6巻!!
    https://comics.shogakukan.co.jp/book?isbn=9784091670588

    • 腐った林檎さん
      コメントありがとうございました!
      私も繰り返し読んじゃいますヽ(●´ε`●)ノ
      今巻は直人の「恋の生まれる瞬間」と、よっちゃんの「恋の自...
      コメントありがとうございました!
      私も繰り返し読んじゃいますヽ(●´ε`●)ノ
      今巻は直人の「恋の生まれる瞬間」と、よっちゃんの「恋の自覚」の描写がインパクト大賞でした!
      2014/07/16
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「インパクト大賞でした!」
      悪いオーラに中てられそうになりました。
      私は、北川十和子に惚れ直す。。。
      「インパクト大賞でした!」
      悪いオーラに中てられそうになりました。
      私は、北川十和子に惚れ直す。。。
      2014/07/22
  • 金沢での出来事は、当事者たちはもちろん大変だっただろうし疲れただろうけど、読んでいてすっきりした。イトコの直ちゃんもイイキャラ。
    すずたちも進路を考える歳。今のままではいられないけど、今出会った仲間はこれからも付き合っていけるといいね。

  • すずのいとこの直人さん、方向音痴だけど和めるいいキャラですね。「地図にない場所を探す」って、ロマンを感じます。
    すずが進学のことで悩むけど、悩めるということは時間も選択肢もあるということ、つまり居場所があるということなんですね。かつてのすずは父も母も亡くなってしまって居場所がなかったから、香田家の姉たちに一緒に暮らそうと言われて即答したのはそれ以外選択肢がなかったから。進路に悩むことが出来るというのはある意味幸せな証拠なんだなぁ…。
    仲良しのチームメートたちもやがてそれぞれの道を歩いていくようになって、わかれわかれになっていく。そのわかれの始まりの切なさが伝わってきました。風太って、いい子ですよね。すずとずっと仲良しでいて欲しいな。

  • 佳乃が良いですね、このマンガは。前から感じておりましたが。坂下課長をどう追い込んでいくのか、正直中坊の恋話はあんまり興味ないもので、というか幸姉の話も含めて大人の話と並べられてしまうとやっぱり共感度が低くなってしまう。まぁ当方、歳を取ってるだけということなんですが。

  • 6巻まで読了。主人公たちのこれまでの生い立ちはかなりヘビーだけれど、4人の姉妹と周りの人々の作り出すほのぼのと暖かい雰囲気が素敵。
    鎌倉に行きたくなるし、お酒が飲みたくなる。
    四季折々の食べているシーンが魅力的。
    しらすトースト、作りたてのアジフライ、梅酒、梅の甘露煮、おばあちゃんのちくわカレー、おはぎなど。物語に登場するお店に行ってみたい!

    シリアスな会話シーンのあと、後ろを向いたとたんに、やにさがる男性陣のディフォルメされた顔に和まされる。

  • 『海街diary ①~⑥』(著:吉田秋生)

    「映画を観る前に原作を読んで!」という先輩からのアドバイスを実行(笑)
    もう何十年振りに漫画を買いました(笑)

    原作が先か、映画が先か・・・
    悩んでるいる方も多いと思います
    私の感想も結果論なんだけど、原作先で良かったかなぁ~

    映画は原作に忠実に進むけど、やっぱり時間の制限があるからか
    はしょられてる部分が多い
    そこを知らずして観るのか、そこを知っていて観るのか
    まぁ、これもお好みってところよね(笑)

    久々に漫画で「早く先が読みたい!」と思えた作品です
    もぉぉ4姉妹の心模様に感情移入して号泣しました!

    どちらが先かはお好みなのでお任せしますが
    是非とも両方楽しんで欲しいなぁと思います!

  • すず&風太の関係が可愛くて可愛くて。だいたい私は、中高生時代男子に恋心を抱かれた経験が一度もないものだから、漫画ででも恋物語はつい、モヤモヤとした嫉妬心を抱いてしまうのだけれど(しょ~もな)、このふたりはなんだか嬉しいカンジがするのよね。…すずたちの母親世代になっちゃったからかな(笑)。否おそらく、吉田秋生の人物描写がしっかりしていて、それぞれに感情移入できるからなんだと思う。あと、これは映画や漫画の中だけのことだろうとは思うんだけれど、ひとが恋に落ちた瞬間を目撃するってのは…、いいよね~。ロマンチックだわ~。(2015-03-20L)(2019-10-30L)

  • 風太とすずみてるとなんか微笑ましい。
    がんばれふたり!

  • いつもながら心にじんとくる。

    この巻の中にむっちゃ方向音痴のいとこが出てくるが、僕とそっくり。「あっちどうなってんの?」という好奇心であっちこっち行っちゃう。
    道っぽいのがあったら、行っちゃう。山の中にどんどん進んでどうなるか分からなくても、何か別の世界に通じる道みたいでワクワクする。どこに繋がっているか確かめてみたい。

    山に道があればずんずん進んでた自分を思い出した。

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著者プロフィール

同姓同名あり。

1. 吉田秋生 (よしだ あきみ)
1956年、東京都渋谷区生まれの女性漫画家。武蔵野美術大学卒業。1977年「ちょっと不思議な下宿人」でデビュー。1983年、「河よりも長くゆるやかに」及び「吉祥天女」で第29回小学館漫画賞を、2001年に「YASHA-夜叉-」で第47回小学館漫画賞をそれぞれ受賞。その他代表作に、「BANANA FISH」。
代表作のメディア化が多く、「吉祥天女」は2006年TVドラマ化、2007年に映画化された。「海街diary」は2015年に映画化されている。2018年には「BANANA FISH」がTVアニメ化された。

2.吉田 秋生(よしだ あきお)
1951年生まれのテレビドラマ演出家。学習院大学法学部卒業。

吉田秋生の作品

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