- Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093863988
感想・レビュー・書評
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ドラマは見てないけどタイトル気になり借りてみた。続編だったとは。
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前作ほどではなかったかな。巨大資本との対決というありがちな話ではあったけど、興味深い点も多かった。
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過疎化した村の復興サクセスストーリー。
もっと困難で大変な展開なら良かった。何かサラッと困難を乗り切った感がして少し物足りなかったかな。 -
2015年14冊目「脱・限界集落株式会社」読了。
限界集落株式会社が面白かったので、続きの本書を読んだ。一作目の農業思考とはちょっと視点は違うけど、相変わらず面白い内容だったので一気読み。一作目と登場人物も繋がっているので、両作品とも併せておすすめ。
自分もリタイヤしたら考えたいと思う田舎暮らし…まあそれは数十年後のお話。 -
前作で限界集落として過疎化の一途を辿っていた田舎を改革し、TODOMEブランドを確立した止村からほど近い場所にあるシャッター商店街化しつつある古い商店街と、その近くにできた巨大モールの物語だ。
前作を読んでからだいぶ時間が経っていて細かい設定を忘れてしまっていたのだけれど読み進めていくうちになんとなく思い出してきた。
巨大資本対地元商店会というありがちな対立構図とちょっと都合のいい展開は前作と似ている。
全体的に善意を前提とした物語だ。 -
2015_02_27読
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ほっこりした内容で、最後は爽快。こういう小説が好きなんだなー。
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過疎化が進んだ限界集落の農村を蘇らせていく話。
独立前に祖父の住んでいた田舎の村に帰ってきたキャリアの優と、村で農業に精を出す美穂がぶつかりながらも農営組織を軌道に乗せていく。
真面目な問題を取扱っているが読み口は爽やか。
テンポ良く読めた。 -
前作から、物語の筋を外していないのはイイと思う。が。ストーリー展開が池井戸作品に近く、ハラハラドキドキが展開できそうだったのに、いきなり『賛成派』が自滅。書ききれなくなってサジを投げた後は、おめでたい話題で無理やりエピローグ。なんだかとても勿体ない。