触身仏 蓮丈那智フィールドファイルⅡ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.68
  • (66)
  • (135)
  • (167)
  • (8)
  • (1)
本棚登録 : 873
感想 : 111
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101207223

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  即身仏は、弘法大師が伝えたものだと初めて知りました。しかし即身成仏とはだいぶ意味合いが違うような気も・・・。生きる前提としての死。たとえそれがフェイクであったとしても、そこに想いが込められていれば、本物であると思いたくなる話でした。

  • 前作「凶笑面」ではフィールドワーク先が舞台でしたが、第二作目の今作では大学内が主な舞台になっています。

    日常に近い場という事もあり、サブで支える新たな登場人物もチラリホラリ。

    前作に人間味が加わった今作、期待大ですぞ。

  • 2008/02/01読了

  • 蓮丈那智シリーズの2巻。ミステリの部分もいいけど民俗学の部分が好き。なかなか本格的。

  • シリーズ短編第二作
    鉄の女、蓮丈那智の仮面がはずれてきて、ある意味ツンデレw
    まったりして読みやすくなりました、ミステリとしてもちょっと良くなった気がする
    民俗学もわかりやすく、それでいてそこそこのリアルを残している

  • 「蓮丈那智」シリーズ第二弾。民俗学への深い考察とミステリはそのままに、ますますキャラ造形に磨きがかかっている。

  • 蓮丈先生がミクニにまさかそんなことを……。

  • 蓮杖那智フィールドファイルシリーズ二冊目。<br>
    短編集。<br>
    民俗学的なアプローチが土台になっているため、発想の面白さや歴史的背景の蘊蓄が際立っている。<br>
    那智と三國の関係が、動くような動かないような、曖昧なところも楽しい。<br>

  • <pre><font size="2" color="gray" face="Georgia">2007/4/25読了。

    民俗学自体、余り知らないのですが
    このシリーズを読んで興味津々。
    時間的に大丈夫なようなら、ちょっと専門書も読んでみたい。。。

    触身仏ってそぅなんだって納得(?)
    怖いけど(苦笑)本物も見てみたいのぅ。。

  • 2007.09.02.読了。

全111件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

1961年山口県生まれ。駒澤大学文学部歴史学科卒業。’95 年『狂乱廿四孝』で第6回鮎川 哲也賞を受賞しデビュー。’99 年『花の下にて春死なむ』(本書)で第 52 回日本推理作家協会賞短編および連作短編集部門を受賞した。他の著書に、本書と『花の下にて春死なむ』『桜宵』『螢坂』の〈香菜里屋〉シリーズ、骨董を舞台にした〈旗師・冬狐堂〉シリーズ 、民俗学をテーマとした〈蓮丈那智フィールドファイル〉シリーズなど多数。2010 年 1月逝去。

「2021年 『香菜里屋を知っていますか 香菜里屋シリーズ4〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

北森鴻の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×