触身仏 蓮丈那智フィールドファイルⅡ (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101207223

感想・レビュー・書評

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  • /?day=20060925

  •  民俗学者・蓮丈那智シリーズの2作目。
     那智と、助手のミクニくんの関係は、ますますもってミクニくんがヘタレです。ここまでヘタレを貫いてくれてると、次も出たら買わなきゃねってww
     まぁ、マロリーシリーズに比べると、スケール感がどうしても小さいんだけど。

     ともあれ、1作目の時は???ってなった記憶があまりないんだが、今回はオチにカタルシルが(落涙) いや別に、100%の答えなんて求めてないけど、もうちょっともって来方があるんではないかと。でもって、短編だからこーなのかと…。
     
     と、TVドラマ化されるそうで。
     この帯についてるのは、那智をする女優さんなんだろうけど、イメージが違う(涙)
     もう年齢がだいぶいっちゃいましたが、那智をできるのは麻美れい様だけかと、私は思うですよww

  • 蓮丈那智シリーズで最初に読んだ本。
    確か先にTVで凶笑面を見ていたので、那智がいつも木村タエのイメージに・・v
    そしてミクニも岡田義徳のイメージで読んでしまうなぁ〜・・
    このシリーズは異端の民俗学者の蓮丈那智が事件に遭遇する・・といった感じの話で
    民俗学的な話の方が大半を占めているのがとっても面白いです〜v

  • 2009/7/19 チェック済み

  • うむ。
    伝説とかが絡むと一気にグロテスク。

  • 蓮丈那智のクールさがいい。

  • 蓮丈那智シリーズ2作目。短編。前作よりはまだ付いていける感じ。民俗学考察が中々面白い。蓮丈女史が色々災難に遭われてますが、やっぱり本人より内藤君のがかわいそうな感じに。新しい助手が来て、なんだかもやもやしてしまう。公衆の面前でディープキスかましちゃう先生は、内藤君のことどう思ってるんでしょう・・・。セクハラ!とか思いつつ。内藤君に意気地がないのは、もう相手が悪いとしかいえない(笑)。教務課の狐目の彼が、いきなりクローズアップされてきて注目。なのにまだ名前が出てこない。

  • 蓮丈那智は何歳なんだろう?

  • 私が今民俗学とか神話にはまってるせいか本当に面白い。
    北森さんの本は今後も読んでいきたい。

  • 2009/01/11

    再読

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著者プロフィール

1961年山口県生まれ。駒澤大学文学部歴史学科卒業。’95 年『狂乱廿四孝』で第6回鮎川 哲也賞を受賞しデビュー。’99 年『花の下にて春死なむ』(本書)で第 52 回日本推理作家協会賞短編および連作短編集部門を受賞した。他の著書に、本書と『花の下にて春死なむ』『桜宵』『螢坂』の〈香菜里屋〉シリーズ、骨董を舞台にした〈旗師・冬狐堂〉シリーズ 、民俗学をテーマとした〈蓮丈那智フィールドファイル〉シリーズなど多数。2010 年 1月逝去。

「2021年 『香菜里屋を知っていますか 香菜里屋シリーズ4〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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