触身仏 蓮丈那智フィールドファイルⅡ (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101207223

感想・レビュー・書評

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  • ミステリ風味民俗学の短編集。わりと民俗学の解釈としてはありがちだけどおもしろめ。


    再読。
    やっぱり狐目好き。一回くらい同じホテルから出てきてほしかったなぁ。
    びっくりするくらい三國をどん底にしてほしかった。

  • 那智先生シリーズの2作目。
    連作短編集。
    民俗学風味のミステリーが好き。

  • シリーズ第2弾。確かに楽しめた、楽しめたけどやっぱり犯罪の動機付けが微妙・・・
    軽くは読めるけど、純粋民俗学好き&純粋ミステリ好きにはちょっと弱いか?
    2/23

  • 「秘供養」「大黒闇」「死満瓊」「触身仏」「御蔭講」を収録。
    蓮丈那智の第2弾。
    前作にも増して面白い。
    那智と三國の関係も微妙に進展しているようなしてないような。
    その微妙さにも興味をそそられる。

  • 民俗学ミステリーの第二段。今回は三國がちょっと大変な目にあったり、那智が殺人事件に巻き込まれたり…とお前は毛利小●郎か!ってくらい事件は現場で起こる。狐目の過去なども垣間見え、物語の幅は確実に広がっていて面白かった。

  • 個人的には蓮丈先生より、三国クンが好きかも。じたばた感が親近感。

  • 2006/12/17読了。 クールで異端の女性民俗学者を主人公にしたミステリー。私は結構好きです。 ちょっと高田崇のQEDシリーズにも通じる感じ。 それにしても日本書紀とか古事記とか、のどか?な神話と思ってたけど、実は姿を変えて別のことを伝えようとしているかもと考えると、昔の人の表現ってすごいなと思う。

  • アリかナシかで言ったらアリ。
    萌えか萎えかで言ったら萌え。>内藤に

  • 民俗学ミステリー第二弾。助手内藤三國の困惑ぶりが面白いです。

  • 第2弾。

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著者プロフィール

1961年山口県生まれ。駒澤大学文学部歴史学科卒業。’95 年『狂乱廿四孝』で第6回鮎川 哲也賞を受賞しデビュー。’99 年『花の下にて春死なむ』(本書)で第 52 回日本推理作家協会賞短編および連作短編集部門を受賞した。他の著書に、本書と『花の下にて春死なむ』『桜宵』『螢坂』の〈香菜里屋〉シリーズ、骨董を舞台にした〈旗師・冬狐堂〉シリーズ 、民俗学をテーマとした〈蓮丈那智フィールドファイル〉シリーズなど多数。2010 年 1月逝去。

「2021年 『香菜里屋を知っていますか 香菜里屋シリーズ4〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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