【旧版】深夜特急5 ートルコ・ギリシャ・地中海 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101235097

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすい。他の間にはないような目的も添えられた間になっている。

  • 沢木耕太郎『深夜特急』新潮文庫 読了。旅を人生になぞらえているゆえ、最後の結末は清々しい。目標へ一直線に突き進むだけでは面白くない、気の赴くまま寄り道していい、そもそも目標なんて大事なのか、なんて思い込ませるのも本書の魅力か。かつて旅行で訪れた東南アジア各地の光景が心に浮かぶ。
    2015/10/26

  • 26歳の旅を、40代の著者が綴った章。旅で得ていく自信、一方で失う危機感など、私も20代に経験したので興味深い。歩き方もネットもない時代のバックパッカー旅行の在り方も興味深い。

  • 2018/11/1 37冊目

  • 個人的にはやっぱりこのエリアに一番惹かれる。自分が行ったことあるからってのもあるけど。

  • 105

  • 第5巻では、トルコ、ギリシアでの体験が綴られています。

    ヨーロッパに入った著者は、すでに何かが起こっている"Something happens"の国から、何かを起こさなければ何も起こることはない"Make something happen"の国に入ったことを実感します。そして、1年にも及ぶ旅の終わりをどのようなかたちで迎えればよいのかと考えはじめます。

    この巻は、佐脇が旅行を終えて17年が経った頃に刊行されたとのことで、これまでの巻に比べると「旅」についての思索的な文章が目立ちます。李賀の詩を引用しながら、地中海に酒をすすめるエピソードが語られた第15章は、たいへんリリカルな文章で綴られています。

    巻末には、作家の高田宏との対談が収められています。

  • イラン、トルコ、ギリシャ、イタリアへ。

  • 旅終盤の切ない感じ、わかる気がする。

  • いよいよラスト

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著者プロフィール

1947年東京生まれ。横浜国立大学卒業。73年『若き実力者たち』で、ルポライターとしてデビュー。79年『テロルの決算』で「大宅壮一ノンフィクション賞」、82年『一瞬の夏』で「新田次郎文学賞」、85年『バーボン・ストリート』で「講談社エッセイ賞」を受賞する。86年から刊行する『深夜特急』3部作では、93年に「JTB紀行文学賞」を受賞する。2000年、初の書き下ろし長編小説『血の味』を刊行し、06年『凍』で「講談社ノンフィクション賞」、14年『キャパの十字架』で「司馬遼太郎賞」、23年『天路の旅人』で「読売文学賞」を受賞する。

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