ポプラの秋 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101315126

感想・レビュー・書評

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  • やさしくあたたかい気持ちになるものの、決して甘えが無く、きれいごとで済むわけでもない。昔から好きな本。

  • 再読。

  • 幼いときに出会った大家のおばあさん、18年後に彼女のお葬式に出かけていくと、おばあさんは色々な人の手紙を預かっていた。
    あの世の人へ手紙を書くことによって、自分自身や周りのことを再認識する、それを後から読むことによって、いろいろなことが見えてくる。
    じわっと、しみこんでくる作品。

  • 文章の感じが好き。夏の庭もいいけど、これもいい。

  • 心温まる、お話でした。

  • 著者の“おばあさん”に対する考えが色濃く反映されていると思われる。

    オチは意外と「ああ、そういうことか」といったものだが、
    母親と娘とのわだかまりの氷解もおばあさんのおかげ。

  • 初めて読んだのは小学3年のときだったと思う。その時からもう何回も何回も繰り返し読んでいるが、何度読んでも泣ける。最後の母の手紙も泣けるが、おばあさんの不器用な優しさが心に沁みる。
    わたしは何か嫌なことがあったり、疲れたり落ち込んだとき、この本を読んでおばあさんをはじめとする主人公のまわりの人の優しさ暖かさに助けてもらう。この本に出会えてよかったと、本当にそう思う。わたしの1番大好きな小説。

  • 大きな抑揚はないんだけど、何か記憶に引っかかるものがある。

    「え、私ここで泣いちゃう?!」みたいなシーンが2.3あった。

    読書ブランクがあって、リハビリ用になんとなく手に取ったのが適切チョイスだった。

  • 緩やかに時間が流れていく感じ。
    すーっと心にしみこんでいくような感じ。
    読んだ後あったかくて、しあわせな気持ちになりました。

  • 私、この本は人生最期の瞬間に聞かれる「人生で出会った最も好きな本10」には絶対入る作品だと思う!笑 それくらい好きです。

    謎めいていたことが最後すべて明かされて、そのあとちゃんと読者を日常の世界へと送り出してくれるところがいい。初めて読んだのは中1だけど未だにたまに引っ張り出しては読む作品。


    小春日和の公園の木陰って感じの一冊。
    優しい気持ちが買いたければ是非この本をご購入ください。

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著者プロフィール

1959年東京都生まれ。作家。著書に、小説『夏の庭 ――The Friends――』『岸辺の旅』、絵本『くまとやまねこ』(絵:酒井駒子)『あなたがおとなになったとき』(絵:はたこうしろう)など。

「2022年 『橋の上で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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