- Amazon.co.jp ・本 (470ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102113431
感想・レビュー・書評
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最後のシーンはロマンチックで震えました。ほんとに。
この巻で一通り満足してしまったので、以降を読もうか迷い中。少し寝かせてから、やっぱりアンが恋しくなるかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子供の頃、母が全巻を買ってくれました。何度も読み返した大好きな本です。
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長い物語ほど読み進めていくほどに、それぞれのキャラクターが愛しくなるものです。
一方で、可愛らしい子ども時代を経て、友情の形が変わったり、分別をそなえた大人になっていくことは、どうにも淋しかったりもします。それほどにこのシリーズの登場人物、ストーリーは魅力的だということなのでしょう。
▲「なにもかも変わってしまうのね──変わろうとしてるんだわ」ダイアナは悲しげに言った。
「あたし、ものごとが二度と元の通りにはならないという気がするのよ、アン」
「あたしたち、わかれ道にきたのじゃないかと思うわ」アンは考えこみながら言った。
「どうしてもこなければならなかったのよ、ここへ。ねえ、ダイアナ、大人になるって、あたしたちが子供のころ、いつも想像していたほどに、ほんとに素敵なことだと思って?」
「わからないわ──素敵なこともすこしはあるにはあるわね」▲ -
本書でアンは18歳から22歳までの大学生。友達4人で一軒家をシェアして借りたり、学業やキャンパスライフも書かれてはいるが、全編通して流れるテーマはズバリ恋話!
アンがギルバートの求愛を断り、その後絵に描いたような金持ちでハンサムな恋人が出来るものの、本当に好きなのはギルバートだと気づくまでの話。
その間ダイアナをはじめ多くの友人が結婚したり恋人を作る。10代の終りから20代の始めは人生のほぼ全てが恋愛⁈かと思われる時代、むしろこの間に恋愛出来ない人の方が稀だろう。
本書から登場するフィルは大金持ちのお嬢さまで美人で成績もいいけど、とっても自信家で一見鼻持ちならない奴だけど、何故か憎めない奴で、最後は貧乏な牧師さんの奥さんになる。アンに負けず劣らず明るく意欲的な人物で、その後の消息を是非知りたい。
この刊でも20年つきあってやっと結婚したカップルの話が載っているが、ラベンダーとポールの父のようなロマンチックな感じではない。
夢見る少女達が現実と向き合って成長して行く過渡期の物語だ。 -
ギルバートとアンの想いが繋がった瞬間に感動した。
あと、表現がいちいち素晴らしくていいフレーズが多すぎてグッとくる。
いい作品だ! -
レドモンド大学でのアンと愉快な友人たちの生活が羨ましい。
そして、ようやくギルバートへの気持ちに気がつくアン。何度読んでも、甘酸っぱくて少し切ない感じは色あせない、アンシリーズの中でもお気に入りの一冊。 -
アンシリーズ三作目。
大学生活の四年間。
そしてそしてロマンスの巻。
自覚するのが遅いよアン!
ギルバートはアンが石盤で頭をカチ割った小学生の時から恋してたのに。
ギルバートの告白シーンがせつなかったわーときめくわー。
でも幸せな結末で何より。
個人的にはここから登場のフィルが可愛くて可愛くて!大好きだわ!
女の子たちがキャッキャしてる三作目。今の時代に読んでも色褪せないものですね。 -
アンとギルバートの関係がなかなか進まなくて、むずかゆい。でも、やっぱりアンは可愛い♪