隠蔽捜査

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 139
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103002512

感想・レビュー・書評

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  • こんなに変人、お堅い役人、ホントにいるんですか?
    でも読了後、そのストレートさにこちらまで襟を正さずにいられなかった。

  • 先に隠蔽捜査2を読んだので1を借りてみました。2007年に土曜ワイド劇場で放映されていたようです。竜崎に陣内孝則、伊丹に柳葉敏郎、妻に原田美枝子といった配役だったようです。陣内さんだと竜崎がますますギャグっぽく感じてしまいそうですが、どうだったんでしょう?1の方がキャリア意識丸出しで、ちょっとイヤな感じですので、2だけでもいいかなと思います。このシリーズ続くのでしょうか?図書館予約数は0(08/07/16現在)です。

  • 主人公・竜崎の理論に共感した。
    友だちにはなりたくないけれど(笑、
    自分の上司だったらいいかも。

    クライマックスに竜崎の人間味を絡めて、
    笑いあり涙ありで一気に読み終えた。
    読み終わってから、もう一回読もうかなって思ってる。

    「正論がまかり通らないなら、世間が間違ってる」
    問題の当事者になった時、それが言える人間を目指したいなぁ。

    おまけ。
    国会の答弁が近くなると
    2時3時までその資料準備に追われる職員のくだり。
    中央省庁に務めるノンキャリの友達がまさにそういう生活。
    でも、読者は単なるフィクションだと思うのかな。

  • 読み易し。2008.06.19

  • 最初の方は主人公に、警察庁の典型的な官僚の印象を感じたが、後半になり織田裕二的な人だということが分かった。
    2008/05/31

  • おもしろかったです。
    なかだるみ無く、サクサク読めました。
    最初はとっつきにくいなぁ・・・っと思った登場人物たちも、読み進めるうちに、魅力的に見えてきました。

  • 今野作品警察小説なのに「悲惨、残忍、重たい」感がなくていい。最後は気分的に楽に追われるのがいい。かといって、薄っぺらさはなく文章の軽快な展開は、読み手を楽にしてくれるし、楽しませてくれる。今は一押しの作家なのだ。
    ------------
    隠蔽捜査=警察組織はやっぱり正義を貫いてほしい。現実は多々有れど、清廉潔白に感じさせてほしい。警察へ家族へ「良心」を貫いたキャリアの物語

  • 竜崎、カッコイイぞ〜〜!!
    官僚達の半分に、この気構えがあればなあ〜〜

  • ハラハラする展開ではないし、終始堅い印象だけど
    さわやかな読後感。

  • 「第27回(2006年)吉川英治文学新人賞」受賞作

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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