隠蔽捜査

著者 :
  • 新潮社
3.94
  • (88)
  • (179)
  • (83)
  • (8)
  • (3)
本棚登録 : 777
感想 : 139
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103002512

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 主人公の描かれ方がすごくいい
    途中までは、性格の悪い脇役かとおもってました

  • 主人公の竜崎はキャリアの総務課長。彼の行動はブレーンに沿い優先順位を決めて行動する。その為、息子の不祥事も隠さず出頭させることにもなる。それを支える妻の存在、『主婦をなめないでね』は、いい。

  • 11/02/19 警察小説。ハラハラするが最後はアッサリ。

  • すごい意地の悪い人が主人公だと思ったら、最後は意地を通すかっこいいおじさんになっていた。

  • ハンチョウシリーズの作者
    主人公が国家公務員の警察庁総務課長というところがいい

  • 主人公の潔さがいいね
    スラッと読める

  • 生活パータンで犯罪パターン。

  • 異色の警察小説。

    主人公は
    「家庭のことは妻の仕事である」
    「東大以外は大学ではない」
    「部下であっても決して信用してはならない」
    という考えの持ち主、警察庁に勤めるキャリア。

    いやーなタイプの人間だが、
    「いざというときは、真っ先に死ぬ覚悟をしている」
    男でもあるので、保身ばかり考えている官僚ではけっしてない。

    新鮮な警察小説であり、
    感動的(?)な家族小説でもある。

  • ともかく主人公の竜崎がかっこいい。不言にしろ有言にしろ、信念に基づいて実行でき、なおかつそれを通せるだけの精神的な強さや頭のよさがあって、それだけでも魅力的なのに、主人公が「嫌い」と表現してやまない元同級生で同僚の伊丹が主人公とよい意味で対になっているのが二乗によい。

    見た目の性格でいうと逆に見える二人なのに、見た目と中身は正反対で、それを竜崎は嫌いつつも、伊丹に補われたり、逆に補ったりしているのがいい。本人にとっては泣き所なんだろうけど、それもまたチャームポイントになっている。


    今野先生作品を読むきっかけになったお話。

  • 吉川英治文学新人賞(2006/27回)
    日本推理作家協会賞候補(59回/2006年)

全139件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

今野敏の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×