- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140815229
感想・レビュー・書評
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ルサンチマンという概念がどうやって導かれたのか知ることができ、参考になった。
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4/24読了
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原文で読んでも意味がわかりにくいところを解説してもらえると助かる
現代社会においても当てはまる考え方
100年以上前に書いた本とは思えない
自分の人生を力強く生きていく…アドラー心理学にも通じるものがある気がした
持 -
児玉 克順さんの『世界でいちばんやさしい 教養の教科書』を読んだあとにこの本を読むと、時代の流れを思い浮かべながら読み進めることが出来ますし、より理解が深められると思います。
両本ともわかりやすいので、短期間でパパっと読んでから、関連本や新ジャンルをさらに開拓していくきっかけになります。
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前半はツァラトゥストラをベースに主に超人と永遠回帰に焦点を当て、後半はニーチェの思想を現代にどう活かすかを論じている。噛み砕かれた文体に加え、かなり論点を絞っているため挫折せずすぐに通読でき、ニーチェの中心思想を理解するとっかかりとしてちょうどよい。よく対比させて述べられるヘーゲルに関しても触れられている。ただし、後半になるにつれ、ニーチェのように孤独になるよりも、「語り合い報告し合う営み」を通した方が人生はより創造的になっていく、という筆者の意見が前面に出てくるため好き嫌いは分かれるかもしれない。
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自分の人生、自分が主人公。
苦しい時もあるけど、自分を信じて行動した先に悦びがあるような気がする。
ニーチェの言葉をまた読書から感じ取りたいと思った。 -
( オンラインコミュニティ「Book Bar for Leaders」内で紹介 )
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主張が抽象的なため、解釈の仕方が様々あるが(過去にはナチスの優生思想にも利用された)ルサンチマン(否定することによる自己肯定)に負けずに意思を持って創造的に生きるための思想だと理解できた。
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ニーチェの中心的な概念、神は死んだ、生の快楽の肯定、ルサンチマン、ニヒリズム、超人と末人、永遠回帰をわかりやすく解説。古典を直接読んで理解するにはまだまだ力が足りない段階なので、これくらいの解説がちょうどよく、理解が進んだ。今、自分の人生を自分のものとしてどう考えるか、考えてみたい。
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ささっと表面をさらう程度に。巻末の対談に出てきた「超人」の解釈はその定義を曲解しないための参考になった。