- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163809205
感想・レビュー・書評
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ーラスト5ページで世界が反転する!
読後はあまりすっきりとしません。
優しい嘘に気づくことができたなら、もっと安らかな最期になったのではないかと思ってしまいます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【スーパーの保安責任者の男と、店で万引きを働いたDVの被害にあっている女。偶然出会った2人は、驚くべき因縁で結ばれていた!?”絶望”と”救済”のミステリー。】
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悲しい。
気高い男の生き様が、読み終わった後すごく悲しい。
ひとことで言えば間違いの末の結末。
どこからどこまでが正しくて
どこからが間違いなのか
思いやりと勘違いと
第三者の視点が出て初めて明かされる真実がいたい。
直木賞候補にもあがった作品です。 -
娘の交通事故によって苦しむ男と万引きで捕まった女の子の交流。
娘の事故の犯人は捕まっていないとなると、犯人の想像は出来たんだけど流石歌野、ただでは返してくれない。 -
初めて読んだ作家さん。
展開はよめるけど、最後まで読んでしまった。
最後のまとめ方が強引でありえなーいってオチ。
全体的にそこまでしなくても…みたいな感じ。 -
2011 12/14
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スーパーの保安責任者の男と、万引き犯の女。偶然の出会いは神の思い召しか、悪魔の罠か?これは“絶望”と“救済”のミステリーだ
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思ったより面白かった。
娘を轢き逃げされたスーパーの保安責任者と万引きした女性。その女性に娘を思い出し、何かと助け面倒をみる。女性はダメな男と同棲しており、DVを受けるなどドロ沼だった。
全体的に話は暗い。ただ理性的に語られるので、あんまりドン底の暗さは感じない。本帯に書かれている「絶望と救済のミステリ」の意味は良く判るが、衝撃というのは大げさだった。オチはなかなか良い。人は主観で生きていることが良く解るオチであった。