「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告 (文春新書)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166610242

感想・レビュー・書評

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  • EUはドイツが一人勝ちするシステムになっており、ドイツにストップをかけるのがフランスの使命でありながら、現政権はなっていない!・・・ということを云いたいらしいんだが・・・

    EUの歴史や情勢について、かなりの知識を想定した対談形式になっており、本書の内容を理解するには、もう少し予備知識が必要であった、

  • 「ドイツ帝国」の台頭も寡頭支配者のシナリオのひとつ、という見立て。

  • ソファーに寝転んで、イッキに読んだ。
    図書館で、買ってもらえるように申請だしたら、すぐに買ってくれて、すぐに借りれた。
    うれしい。

    フランス人には、潜在的にも、ドイツ人嫌いが多いと思う。
    日本人が、隣国を嫌うように。
    中国や韓国が、日本を憎悪してるように。

    ドイツ人は、フランス人より優秀だよね。
    科学的に、経済的に、ドイツはフランスより進んでる。

    トッドがいうほど、ドイツ帝国は、世界に影響を及ぼすだろうか?

    中国が世界に影響を及ぼすのは分かる。
    アメリカが世界に影響を及ぼすのは分かる。
    しかし、ドイツって、そこまで影響力あるかな?
    無いと思う。

    トッドは、EUに否定的みたいだけど。
    オレは、EUに肯定的だ。
    トッドは完全に間違ってる。
    EUというのは世界史のうえでも偉大な実験だったし、とりわけユーロは、決定的に重要な実験だった。

  • ポイントのみ掴めたけど、対談形式がいまひとつ。

  • 国際政治にある程度通じている人とそうでない人とで、この本の評価は分かれるのではないかと思う。著者の主張を理解する(味わう)には行間を読むチカラが必要で、それが不十分な人の評価は低くなる傾向があるのでは。ということで☆2つ。。

  • ドイツの台頭を地政学的に分析した本。非常に興味深い内容だが、対談形式のため読みにくいのが難点。

  • 著者に対するいくつかのインタビューをまとめたもの。
    本書のタイトルにもなっている、最近のドイツ影響圏の拡大論はとっても面白い。
    しかし、それ以外は面白くない。翻訳がひどいのか、読みづらいのもいまいちである。

  • エマニュエル・トッド鋭い指摘。ユーロ圏、ドイツ一人勝ち。フランスにはドイツがいて、日本には中国がいる。

  • EU内の微妙な関係がうかがえる。

  • 細かいことは抜きにして、どこの国も病巣ってあるもんなんですね。
    マスコミからの情報だけでは見えないところがよく見えました。
    タイトルから見え見えですが、ちょっと偏りがあるように感じますが、、、

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著者プロフィール

1951年フランス生まれ。歴史人口学者。パリ政治学院修了、ケンブリッジ大学歴史学博士。現在はフランス国立人口統計学研究所(INED)所属。家族制度や識字率、出生率などにもとづき、現代政治や国際社会を独自の視点から分析する。おもな著書に、『帝国以後』『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』などがある。

「2020年 『エマニュエル・トッドの思考地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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