「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告 (文春新書)
- 文藝春秋 (2015年5月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166610242
感想・レビュー・書評
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EUはドイツが一人勝ちするシステムになっており、ドイツにストップをかけるのがフランスの使命でありながら、現政権はなっていない!・・・ということを云いたいらしいんだが・・・
EUの歴史や情勢について、かなりの知識を想定した対談形式になっており、本書の内容を理解するには、もう少し予備知識が必要であった、詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「ドイツ帝国」の台頭も寡頭支配者のシナリオのひとつ、という見立て。
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ソファーに寝転んで、イッキに読んだ。
図書館で、買ってもらえるように申請だしたら、すぐに買ってくれて、すぐに借りれた。
うれしい。
フランス人には、潜在的にも、ドイツ人嫌いが多いと思う。
日本人が、隣国を嫌うように。
中国や韓国が、日本を憎悪してるように。
ドイツ人は、フランス人より優秀だよね。
科学的に、経済的に、ドイツはフランスより進んでる。
トッドがいうほど、ドイツ帝国は、世界に影響を及ぼすだろうか?
中国が世界に影響を及ぼすのは分かる。
アメリカが世界に影響を及ぼすのは分かる。
しかし、ドイツって、そこまで影響力あるかな?
無いと思う。
トッドは、EUに否定的みたいだけど。
オレは、EUに肯定的だ。
トッドは完全に間違ってる。
EUというのは世界史のうえでも偉大な実験だったし、とりわけユーロは、決定的に重要な実験だった。 -
ポイントのみ掴めたけど、対談形式がいまひとつ。
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国際政治にある程度通じている人とそうでない人とで、この本の評価は分かれるのではないかと思う。著者の主張を理解する(味わう)には行間を読むチカラが必要で、それが不十分な人の評価は低くなる傾向があるのでは。ということで☆2つ。。
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ドイツの台頭を地政学的に分析した本。非常に興味深い内容だが、対談形式のため読みにくいのが難点。
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著者に対するいくつかのインタビューをまとめたもの。
本書のタイトルにもなっている、最近のドイツ影響圏の拡大論はとっても面白い。
しかし、それ以外は面白くない。翻訳がひどいのか、読みづらいのもいまいちである。 -
エマニュエル・トッド鋭い指摘。ユーロ圏、ドイツ一人勝ち。フランスにはドイツがいて、日本には中国がいる。
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EU内の微妙な関係がうかがえる。
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細かいことは抜きにして、どこの国も病巣ってあるもんなんですね。
マスコミからの情報だけでは見えないところがよく見えました。
タイトルから見え見えですが、ちょっと偏りがあるように感じますが、、、