- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167110109
感想・レビュー・書評
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全編を通して「中学受験の特異さ」に頼ったストーリー展開で、中学受験経験者としては、それはないだろう…と思わざるを得ない
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やっぱ東野さんはドラマを意識して本を書いているような錯覚に陥る。主人公の視点では気づけない、怪しい塾の集まりに、子どもと親の関係性、その視点が素晴らしい。でもってラストはそう来ますか。
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当方、子供はいませんが親の気持ちを馬鹿にするにも程があると思わざるを得ない。
ミステリー=エンターテインメントという理由だけでこのような愚行ともいうべきストーリー仕立てを軽々しく世に出すことは許されるべきではない。
こういった現実は実際あるのかもしれないが、書くなら目を背けたくなるような事実を人間の闇の不可避性と結び付けて真剣に描き出さないと。
最後の救いで★を一つ付けはしたが、何か腹立たしい。 -
夜読むと眠れなくなる本。
最初に登場人物がドドっと出てきて、それぞれがそんなに特徴的な行動を取らないので、誰が誰だか混乱する。
しかしながら、1章を過ぎたら怒涛の展開。いい意味で裏切られ続ける。
読み終えた瞬間、親が子に対する愛情の複雑さと、読者として期待を裏切られた気持ちと、結末に対する気持ち悪さとが入り混じった感じ。
ハッピーエンドではないけれども、読み応えのある作品。
さすが東野圭吾。 -
初東野圭吾ですが読みやすかった!
黒幕〜〜って感じの人物の、あっけなさに拍子抜けしつつ。真犯人の意外さと、描写の巧妙さにドキッとしました。
登場人物たちが隠してた事実なんてのは、蓋を開けてみれば大したことはなかったのですが。必死になる彼らが、うまく俊介や私を疑心暗鬼に陥らせてくれました。ミステリって楽しいですね。 -
敢えてぼかしを持たせたままの幕切れ。読後も色々想像してしまいました。
一つだけ確実なのは、例え受験戦争に勝ちエリート街道を順調に進んでも彼らは全員この湖につきまとわれる、ということ。 -
なるほどそういう小説だったんだ・・・・。
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なんとなく想像ついた
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東野圭吾の作品は犯罪者に厳しいものが多く、
『手紙』なんて犯罪者の家族にまで厳しかっただけに、
なんかものすごく拍子抜け。
で、結局これでいいの?って。
加賀刑事が登場すれば、あっさり解決するだろうに
とわけのわからないことは言っちゃいけませんね。
すいませんでした。-
初めまして。自分のレビューに花丸?くださってありがとうございました!
加賀刑事が登場すれば!・・・確かにこの事件も迷宮入りさせることはしな...初めまして。自分のレビューに花丸?くださってありがとうございました!
加賀刑事が登場すれば!・・・確かにこの事件も迷宮入りさせることはしなかったでしょうね(笑)
この部分にウケました(^。^)2011/06/27
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