陰陽師 生成り姫 (文春文庫 ゆ 2-9)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167528096

感想・レビュー・書評

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  • 付喪神ノ巻で書かれた「鉄輪」を長編化したもの。
    博雅がいい男すぎて「…もう!」ってなる話。ちょっとくらい強引に引かれたいものなのよ女は。

  • 2003年8月10日購入。
    2003年11月5日読了。

  • なんて哀しいんだろう…。
    徳子姫に感情移入してしまって、もう。。
    泣いてしまう。

    あとはもうやっぱり、清明と博雅のやりとり。とても好き。
    世界に浸る。

    でも、、陰陽師シリーズは短編の方が好きかなぁ。

  • 陰陽師シリーズは全部持っている。
    その中でもこの作品が一番好き。
    美しすぎるお話です。

  • かばんに常備本その…いくつだ?

  • 夢枕獏の陰陽師第五弾。

    初の長編ですが、
    内容は今までの短編を肉付けして再度まとめた感じでした。
    最初は短編を章毎に書いてある感じで
    少し退屈な感じがしましたが、
    最後の終わり方は短編ではないぐっとくるものがあって
    こちらの方がお気に入りかも。
    長編ならではのいい所が出てました。

    あとがきにもありましたが、
    もう一度陰陽師とはどういうものかと
    改めて読むにはいいかと思います。

  • 「鉄輪」の長編版。
    短編もよかったけど、これはもっと切ない物語になってます。
    どんなに思っても戻らない人の心。
    わかっていてもどうしようもなく、鬼になってしまうとは。
    悲しすぎる。そして博雅はほんとにいい男だなあ。

  • 陰陽師の長編。

    基本的に短編で書いている内容を再編集した感じ。元の短編がそれぞれ完成度が高すぎるので、長編はちょっとかすむかな?

    後編のもの悲しい感じとか、決して悪くはないんだけど、短編版の鉄輪とかインパクトが強烈で、それに比べるとどうしても冗長で薄い感じは否めない。

  • 結構読むのがきつかった・・・。
    話は面白いんだけど、前作までのつなぎ合わせが多くて、
    新鮮味がないので読み疲れてしまいました。
    陰陽師は短編で、1話に1回「ゆこう」「ゆこう」のクダリが出てほしい。

  • 人の本質とは何だろう。人を好み、愛しいと想いを寄せ、執心すれば、鬼になってしまう。直向きな愛情で鬼になってしまうなら、鬼は最も人間らしい人間と言えるのではないだろうか。一途な気持ちは、純粋である。純粋さが人を鬼にするというのは、何とも皮肉なことである。

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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