烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ 2 (文春文庫) (文春文庫 あ 65-2)

著者 : 阿部智里

• 文藝春秋 (2015年6月10日発売)

感想・レビュー・書評

[ayuko.さんの感想 · 2016年12月15日]

若宮が裏で何をしていたかの話。
最後に題名の意味がわかりなるほど。

[hina24さんの感想 · 2016年6月16日]

第1作を読み終わったあと、すぐに買いに走りました（笑）それくらい面白いです、八咫烏シリーズ。今回は１作目を反対側から見た物語。あれだけ動いていたら、桜花宮には来れない。ほんとに。メインのキャラクター、雪哉がなんだか可愛くて切なくて。最後は泣いてしまいました。

[dawn4696さんの感想 · 2015年12月4日]

一冊目を読んだとき、素晴らしいファンタジーを読んでいたのに段々とミステリになって、面白かったけどなんとなく落ち着きが悪かったのに対し、こちらもミステリ要素はあるけど遺憾なく宮廷ファンタジーで大変満足できました。
なんといっても今回のメインであるところの雪哉がいい。
若宮は、まあ、うん。
「単は似合わない」の裏側ともいうべき内容だし、セットで一気に読んでしまうのがいいかと思う。

[milciさんの感想 · 2015年7月12日]

烏に単は似合わないの続編。個人的にはこちらの方が自分に合った。たぶん前作は色々としてやられた感はあったけど、結局のところあせびへの不信感が拭えないまま物語が進んでいたのだと思う。その点こちらは主人公雪哉に対して最初から好感が高く物語にも入り込めた。
でもこれを読んでもう一度前作を読み返したいと思ったからまた読もう(*´-`)
あとがきにもあったようにこの作品は表裏の関係で二つで一つなので、前作だけしか読んでない人にはこちらも読んで欲しい。

[むーみんさんの感想 · 2024年4月20日]

前作で出てきた雪哉視点のお話でとても面白かったです。

若宮と雪哉の関係性が凄く好きでした！

人の思惑が交差する話でミステリー小説のように読めました。

オススメです。

[コダックさんの感想 · 2024年4月16日]

なかなか怒涛の展開&ビターなラスト！！なので、ちょこっとスッキリしないけれども、それはそれで次巻が気になって良かったです。雪哉&若宮のやり取りがめちゃ楽しい！澄尾も好きです。
スラスラ面白く読めました。
ので、すぐに次読みます。楽しみ楽しみ♪

[なおさんの感想 · 2024年4月12日]

楽しく読んだが内容が薄く低年齢層向けのコミックみたい。文章はとても読みやすかった。読後あまり良い気分になれないのが前巻と同じ。満足感を得られる読後感にいつかなれるのだろうか。世界観や設定はとても魅力的でそれだけで続きを読もうという気にさせられる。

[daifukuomochiさんの感想 · 2024年4月2日]

誰が味方か敵かわからないのが臨場感あってドキドキだった
1巻で若宮さまはなぜ姿を現さなかったのかわかってよかった

[yukibokkoさんの感想 · 2024年4月1日]

八咫烏シリーズ２。1とほぼ並行して物語が進んでいるが、若宮サイドからの視点。最後には謎がとけ、思わぬ展開に！しぶしぶ若宮の近習となった幸哉の秘密も。１、２、また読み返したくなった。
えっ、まだシリーズ続くって⁈(^o^)

[まじポンさんの感想 · 2024年3月31日]

一作目より文体もこなれてきているので、読みやすい　とりあえずイントロなのかな

著者プロフィール

1991年群馬県生まれ。2012年早稲田大学文化構想学部在学中、史上最年少の20歳で松本清張賞受賞。デビュー作から続く「八咫烏シリーズ」は、松崎夏未氏による漫画化、中台翻訳など進行中。19年『発現』（NHK出版）刊行。

「2023年 『烏は主を選ばない（4）』 で使われていた紹介文から引用しています。」