死に山: 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相
- 河出書房新社 (2018年8月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309207445
感想・レビュー・書評
-
ディアトロフ峠事件にハマりすぎてカリフォルニアからはるばる冬の現場までいくクレイジーさよ。
でもわかる。あの事件は惹かれてしまう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
良くある謎は謎のまま、ではない。
-
山岳遭難にはまりしった事故。ネットで冒頭だけ試し読みをして、ぜひ読みたいと思って読んでみた。最初は人の名前を覚えるのが大変ではあったが、読んで満足できた。
最後の真相もこれが正しいのかどうかは別として、色々な不思議な部分が、納得できるストーリーで読めた。また、著者が色々な説に対して理由を説明して却下してくれているので、今ではこの説が正しいと思えた。 -
残された写真の、普通の青春感、がまぶしい。当日の朝までの様子が残されていて、日本の学生と変わらない旅の空気。彼らの結末を知っているからこそ、胸の奥が押される気分になる。
著者の安易に陰謀論をほのめかしたりしない冷静な視点がいい。 -
何かと話題だったので読んでみた。
読み進めるうちに
・現代(著者の調査旅)
・過去(ディアトロフ一行の行程)
・過去(捜索隊、事故調査、葬儀の過程)
の三部が交互に記述されていることに気づき(そんなの目次で気づけ)、悲劇と真相の解明に向けての緊張感が高まっていった。 -
ラスト涙が止まらなかった。
またいつか読み返すと思う。 -
翻訳と意識しないほど表現に違和感なく読みやすかった。
ホラーが極端に苦手なので、途中は色々想像して夜に読み進められなくなったが、読後感は全く異なったのがまた面白かった