南仏プロヴァンスの12カ月 (河出文庫 メ 1-1)

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 334
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309461496

感想・レビュー・書評

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  • 母親の本棚からみつけた一冊。

    気候風土記みたいなのが好きになった原点です。

  • プロヴァンスでの1年間の暮らしぶりが季節感豊かに、ユーモラスなタッチでつづられる。穏やかながら、日々新鮮な発見と驚きのある生活。

  • 昔大好きだった本。
    私は絶対フランスでくらすんだ!と
    思い大学でも第二外国語はフランス語。
    全く物にならなかったけれど、
    今でも歩の本を読みながらイメージしていた
    南仏の風景が浮かぶ。

    おいしいお食事とワインと素敵な時間。
    自分の住む場所を愛して上手に暮らしている
    そういう人に囲まれて生活してみたい。

  • キリキリしてちゃ駄目ということを教えてくれる。英国人らしい皮肉っぽい文章がいい意味で面白かった。お腹が空いている時は読まない方が・・・

  • 本に読まれて/須賀敦子より

  • ロンドンとニューヨークを行き来する有能な広告マンだったピーター。小説を書くためにプロヴァンスに妻と犬を連れて移り住みます。そこでの暮らしに馴染んでいく過程を月々の気候の移り変わりに沿って12編(1年分の)のエッセイにまとめています。

    まずは、1月の昼食のシーンから始まります。
    フォアグラ、ロブスターのムース、ヒレ肉の包み焼き。ヴァージンオイルのドレッシングをかけたサラダ。選り抜きのチーズ、そして嘘のように腹にたまらない消化のよいデザート・・・。

    読んだだけでお腹が減ってくるような魅力的な料理と、豊かな自然や素朴で個性的な人々との交流に憧れてしまいます。
    プロヴァンスへ行きたくなる本です。

    ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/JP93021503

  • ご存知プロヴァンス・ブームを世界中に巻き起こした本。
    ピーター・メイルさんって,ものすごく腕の良いイギリスの物書きさんって感じがする。
    文章も内容もイギリスっぽいなあ。
    翻訳も上手。

  • 一週間滞在した経験がありますが、本当にProvenceはいいとこです。でも1年を通じるとつらい冬もあるみたい。

  • イギリス人の著者が青空と太陽が輝く南仏プロヴァンスに移住してからの奮闘記エッセイ。外国に住むということは、まず生活習慣の違い、言葉の違い、考え方の違い、食生活の違いなどなどありとあらゆる「異文化」に直面するということである。移住してから家の大改装に取りかかるがとにかく難題山積。フランス官僚主義の壁は高く、他にも職人達が約束をすっぽかす常習犯なのだ(笑)最初はとにかくとまどうばかり、プロヴァンスの人々ののんびり具合にやられっぱなしだが、その愛すべき頑固なのんびり気質にも慣れ、諦観とイギリス式ユーモアで地元に馴染んでいく著者のプロヴァンスの12ヶ月がエッセイで楽しめる。プロヴァンス気質に鍛えられた著者が彼らの愛すべき短所を逆手に上手く操るようになっていく成長ぶりも読んでいて面白い。著者が愛してやまないプロヴァンスの風土や気質を私たちも共に味わえる愉快で楽しいエッセイ。

  • くいしんぼにはたまらない本です。

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著者プロフィール

イギリス出身の作家。広告会社を経て文筆業に。1980年代、南仏プロヴァンスに移住し、そこでの暮らしを描いた一連の著作が大ベストセラーに。子供向けのユーモラスな性教育の絵本も多く遺した。

「2020年 『なにがはじまるの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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