見えない都市 (河出文庫 カ 2-1)

  • 河出書房新社
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感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309462295

感想・レビュー・書評

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  • 米澤穂信の100冊その58:これと「幻獣辞典」さえあればファンタジーはいっぱい。とのこと。

  • 少し難しいですが、頑張って読めば面白いです。

  • プロコピアだけには行きたくないです

  • マルコ・ポーロがフビライハンに語る幻想的な都市の物語

  • 列挙された想像力っていいよね。
    色々な都市のあり方をこれでもかと魅せてくれる一冊。

  • 想像するんだけれども、それがぼんやり消えていってしまう。

  • 文学におけるイマジネーションの到達点

  • 都市論と物語が融合した散文詩のような小説。マルコ・ポーロの報告する、見えない都市達。読んでいると空虚と飽和に気が遠くなりそうです。

  • マルコ・ポーロがフビライ・ハンに、旅の途中見聞した街々を紹介する、というスタイル。そこには現代に向けての皮肉や風刺が多分に含まれている。が、一つ一つの街の紹介が非常に短く(大体1〜2ページ)、なんだかよく分らないうちに次へ次へと話が進んでしまった感がある。ちょっと世界にのめり込めなかった。

  • どこから読んでも良い。どの都市も全ての都市の断片であり全ての都市はひとつの幻想都市に収斂されていく。そして不思議にひきつけられる。
    自分の存在もマルコ・ポーロとフビライ汗とともに不安定になって面白い。
    都市と眼差、都市と死者の種類の話が印象に残ったかなぁ。

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著者プロフィール

イタロ・カルヴィーノ(Italo Calvino)
1923 — 85年。イタリアの作家。
第二次世界大戦末期のレジスタンス体験を経て、
『くもの巣の小道』でパヴェーゼに認められる。
『まっぷたつの子爵』『木のぼり男爵』『不在の騎士』『レ・コスミコミケ』
『見えない都市』『冬の夜ひとりの旅人が』などの小説の他、文学・社会
評論『水に流して』『カルヴィーノの文学講義』などがある。

「2021年 『スモッグの雲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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