見えない都市 (河出文庫 カ 2-1)

  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309462295

感想・レビュー・書評

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  • 「物語を支配するのは声ではございません、耳でございます。」
    不可思議で幻想的な「語り」と、核心をつくアフォリズム。ページの角を折りまくってしまった。

  • マルコ・ポーロがフビライに語る、ヴェネツィアによく似た不安定で不可思議な、記憶のなかの都市の姿。

  • 磯崎新の著作経由で読んだ本。
    とはいえ、ぼくが生まれる2年前に編みだされた本かとおもうと、まあそんなんはどうでもいいか。
    編んでるんだけど、編み針が所々にみえてくるのがすごい。おそすぎた60年代万歳、ってかんじ。

  • つまらなすぎて読むのやめた。まだまだわかってないってことだね。悔しい。
    | 小説 | 2006-03-08 01:10:31 |

  • フビライ・ハンとマルコ・ポーロの見聞録。
    未知のものが語り伝えられていくところに興味を持ちました。

  • つまらなすぎて読むのやめた。
    まだまだわかってないってことだね。悔しい。

  • 文体とかちょっと読みにくいけど、面白い。フビライ・ハンとマルコ・ポーロが架空の都市の話をしていくファンタジー。1〜数ページの短い話がいっぱい。二人の対話のところはなんとなくアンニュイな感じでかなり好き。ハードカバーで読みたいな。

  • マルコ・ポーロの奇妙で不思議な都市の報告。

  • 「語るもの/語られるもの/語りえぬもの」をめぐる、マルコ・ポーロと
    フビライ汗のコミュニケーション/或いはディスコミュニケーションの物語。
    人は何を語り何を語らず、それがどうやって伝播し・あるいは伝播しないのか、ということを考えさせられる小説でした。
    もちろん一つの幻想譚としても都市論としても優れている。

  • 何が語られ、何が語られていないのか。
    もう一度時間を置いて読み直してみたい。

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著者プロフィール

イタロ・カルヴィーノ(Italo Calvino)
1923 — 85年。イタリアの作家。
第二次世界大戦末期のレジスタンス体験を経て、
『くもの巣の小道』でパヴェーゼに認められる。
『まっぷたつの子爵』『木のぼり男爵』『不在の騎士』『レ・コスミコミケ』
『見えない都市』『冬の夜ひとりの旅人が』などの小説の他、文学・社会
評論『水に流して』『カルヴィーノの文学講義』などがある。

「2021年 『スモッグの雲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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