ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書 399)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 2038
感想 : 358
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334035020

感想・レビュー・書評

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  • ウェブ関係で仕事をしている者としては、知っておくべき一冊(読むの遅過ぎたけど)。

    この書籍にも紹介されている「ウェブ進化論」でネットのポジティブ面を学び、この書籍でネガティブ面(決して、ネガティブな部分だけを取り上げている訳ではないが)を学ぶ。

    全体として、ネット上での礼儀というか、批評論ではなく、あくまで経験から語られる部分が大変参考になる。
    もう4年前の書籍なので、世界的に変わっている部分はあるかもしれないが、不変的な「ネットでウケるネタ」などあまり変わってない気がしている。

    広告関係の話も結構納得出来る話が多く、テレビとネットの関係などは大変「論」としてはユニークだが、考えてみるとそうだよなという事ばかり。

    この中では、消費者を結構対象に描いているが、確かに広告関係者にも、もっと論調を鵜呑みにするのではなく、現場で考えろと言われているような気がする。

    大変勉強になる1冊。

  • まさにスカッと爽快。最近ネットつまらないなーなんて思ってた人にピッタリかも。ネットに魅了され、ネットに嫌悪感を持ち、それでもネットを知りたいと思ってた自分には頷く事が多く、肩の荷がスッと降りるような感覚だった。

  • 久々に楽しく読めた新書
    今まで自分がネットやWEBにぼんやりと思っていたことやモヤモヤしていたことをずぱっと言ってくれた
    多分、このレビューやブクログも著者からすれば、暇人のすることになるのだと思う
    最終章にあった「つまるところ、皆ウェブのことがよくわからないのである」の一文が全てを物語っていると思う
    わからないから凄いものと思い、わからないから闇だとも言う
    そんなウェブがわからないことがわかる一冊
    非常に面白い

  • 同じ業界で働くものとして、またネットの草創期から観察してきたものとして筆者の考察と同様に感じていたので概ね納得。ネットが~、ネットでは~などというのは、特に意味はない。だって人間だものと。
    2009年執筆なので、すでに現在の空気と異なる部分も。

  • 普段はよまない切り口の本。なかなかおもしろかったー 
    そうなのよね。ネットではやっているものって、所詮雑談系のものだし
    居酒屋の会話系のものがあふれている。

    ネットで正当なニュースも見るけど、くだらない情報も「くだらない~」
    といいながら見てしまう。

    今はネット依存ではないけど、ブログかいたり、HPつくったり
    ネットの世界がおもしろくて仕方ない時期ってあった。

    もうマイブームは終わって、適度な距離をもちつつネット社会とは
    付き合っている。それでいいんだな。

  • ネットに対する誤った幻想を正鵠を射る鋭い論評で打破してくれる貴重な本。気づかされる点多数でした。

  • もうちょい早く読めばよかった。「なんとなくそうかな?」っていうのを、(あくまでも著者の経験が中心ではあるが)実例をあげながら指摘しているので良い。ちょーおもしれえ(ウェブ上における正しいレビュー)

  • 面白いかと思って買ったけど大して面白くなかった・・・

  • 2012.09/11.Tue...

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著者プロフィール

編集者、PRプランナー、ライター
1973年生まれ。東京都立川市出身。大学卒業後、博報堂CC局で企業のPR業務を担当。2001年に退社し、しばらく無職となったあとフリーライターとなり、その後『テレビブロス』のフリー編集者に。企業のPR活動、ライター、雑誌編集などを経て『NEWSポストセブン』など様々なネットニュースサイトの編集者となる。主な著書に、当時主流だったネット礼賛主義を真っ向から否定しベストセラーとなった『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)、『ネットのバカ』(新潮新書)、『夢、死ね!』『内定童貞』(星海社新書)など。無遠慮だが本質を突いた鋭い物言いに定評がある。

「2020年 『意識の低い自炊のすすめ 巣ごもり時代の命と家計を守るために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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