ソラリス (スタニスワフ・レム コレクション)

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  • Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336045010

感想・レビュー・書評

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  • つたわらないこと、わからないこと、つたえたいもの。いつもそれを読んだあとで考える。

  • 2007/10 図書館から。ちがう訳も読もう。というより「世界SF全集」を読もう。と思う

  •  この本は、ブログで、少しだけ取り上げてみました。(アドレスはこちらhttp://blog.so-net.ne.jp/how_long_to_sing_U2_song/2007-02-05
          


                       
                                                                               レムの、奔放な想像力が、                                                                                   こちらを巻きこんで、縦横無尽に駆けめぐって、                                                                              するどい風が吹きぬけるようで、                                                                    あざやか。

  • ふーん。よく分からんが、この学問のパロディが未知とのコンタクトの不可能性を演出してたりするんだろう。わけわかんないけど、愛を感じちゃったりする状況を書いている小説と読めばいいか。

  • 名作のパワーに圧倒された。
    友達でも侵略者でもない宇宙人の姿。
    考えさせられる。

  • 積読中。未読のため、★5つ。

  • 2004年に原語のポーランド語から翻訳しなおされたより忠実な和訳。読みやすくはないが、久しぶりに読んでもその不可解ぶりは想像力をかきたてさせられる。

  • この話に登場する「ソラリアナ(ソラリス学)」のようなメタ学問を全面的に展開するのが『天の声』。人間の認識からすれば超越的ななにかがただ存在するのも一緒。でもこの話には情がある。知的好奇心、執着、愛、自己犠牲、絶望に悲哀。人間の本質たるそれらのものを受け取ったときに、ソラリスの起こした反応は一体なんだったのか。相互理解したょ☆という気持ちのいい終わり方で終わらせないのがレムさんの意地悪な所。それでも前向きな話。実は神学的な話の部分はちょっと良くわかってません!てへっ★

  • 新たな概念を手にすることが出来る。この作品を経て手にするものは大きい。

  • 異星人とのファーストコンタクトものの傑作。ソダバーグの映画の1兆倍は面白い。

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著者プロフィール

スタニスワフ・レム
1921 年、旧ポーランド領ルヴフ(現在ウクライナ領リヴィウ)に生まれる。クラクフのヤギェロン大学で医学を学び、在学中から雑誌に詩や小説を発表し始める。地球外生命体とのコンタクトを描いた三大長篇『エデン』『ソラリス』『インヴィンシブル』のほか、『金星応答なし』『泰平ヨンの航星日記』『宇宙創世記ロボットの旅』など、多くのSF 作品を発表し、SF 作家として高い評価を得る。同時に、サイバネティックスをテーマとした『対話』や、人類の科学技術の未来を論じた『技術大全』、自然科学の理論を適用した経験論的文学論『偶然の哲学』といった理論的大著を発表し、70 年代以降は『完全な真空』『虚数』『挑発』といったメタフィクショナルな作品や文学評論のほか、『泰平ヨンの未来学会議』『大失敗』などを発表。小説から離れた最晩年も、独自の視点から科学・文明を分析する批評で健筆をふるい、中欧の小都市からめったに外に出ることなく人類と宇宙の未来を考察し続ける「クラクフの賢人」として知られた。2006 年死去。

「2023年 『火星からの来訪者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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