結婚しなくていいですか。: す-ちゃんの明日 (幻冬舎文庫 ま 10-4)
- 幻冬舎 (2010年8月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (129ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344415249
感想・レビュー・書評
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半分は共感できるけど、半分は共感できない。それだけいろんな考え方があるってことだ。えっ こんなこと思っちゃうの!?ってことが多々あります。考えすぎると人と関われなくなっちゃう。許しつつ、慣れすぎず、想像力を持って人と繋がっていけたらいいな。すーちゃん読むと気が滅入る…。
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すーちゃんの話かと思いきや、さわ子さんの話。祖母の介護を通して、色々なことに気付く。文句も言わず、自分のことを忘れてしまったおばあちゃんと生活している彼女たちの穏やかさは、悟りを開いているレベル。
ラストで涙する人は多いはず。 -
タイトル通りの葛藤がわたしのなかにもある。
結婚しなくていいかな?でもこのまま一人もなんか不安。
結婚できないまま生きるのは楽でキツい。
前作にでてきたまいちゃんの代わりにさわこさんがでてくる。介護の話とかもでてきてとても現実的。でもあるいみでファンタジーで。なかなか面白かった。 -
すーちゃんシリーズは、3→1→2作目という順番で読んでいったけど、これが一番生々しい。
すーちゃんと同じ年頃で同じように独身の私は、最近すーちゃんのような事を考えるわけです。
「わかるわー。」と思ったり、「こうなっちゃいかん!」と思ったりw
それにしても、今回出てきた『さわこさん』。
彼女の最後の決断は何て潔いのか!
ちょっとした事で嫌になる感じは自分と似ている。
だから同じように結婚出来ないんだろうなぁ。。。はぁ。 -
ごくごく普通の独身女性スーちゃんの日々の出来事とその考え。
本屋で立ち読みして、思いのほかハマってしまい、「こ、これは買わねばなるまい…!」と衝動買い。
スーちゃんたちの少し矛盾してて複雑な気持ちに、かなり共感してしまった。
…ありがたいことだけど、「普通」だから、生き方を悩んでしまうんだよね…。
大事にしたい言葉がいくつかあったので、そこに貼っても剥がせるブックマーカーを付けた。
・・・うむ。私だけじゃなかった、こういう風に考えてるのって。
さわ子さんと同じく、そんな私でいたいと思う。 -
正直あまり上手いとも思えない絵だが、独り身の女性な複雑な心境や人生観をマンガで如実に表現してるところがすごいと思う。
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生き方の選択肢が広くなってる。
でも、根柢のところで理想とされる幸せの形ってのが変わらないから、
自分が本当に幸せなのか、人と比べながら考えてしまう。
比べなくてもいいじゃん
って開き直れれば楽だけど
自分も成長してるのかな・・・
「自分の言っていることの意味を考えなくなってる」
ちゃんと自分の言動に責任を持てる大人になりたい。 -
後輩に借りたすーちゃんシリーズ第二弾。
んー。重い。
いやー恐ろしい。
泣けた。
また、次のが出たら読みたい。
今を認めて、等身大を一旦認めて、諦めて、また考える。ってのが必要ですね。 -
すーちゃんの昔の知り合いさわこさんの話に思わず感涙。介護はその人でなければ現状はわからない。今の時代さわこさんのような環境で婚期をつかめない人もすくなくないのでは。「血を流して、女は働いている」名言かも。